Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法!

Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法!

Windowsのパソコンには、スリープ機能の上位機能である「ハイブリッドスリープ」機能が搭載されています。しかしデメリットもあるため、必要のない人はオフに設定しましょう。この記事では、Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ハイブリッドスリープとは?
  2. Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法

ハイブリッドスリープとは?

Windowsのパソコンには、「ハイブリッドスリープ」という機能が搭載されています。ハイブリッドスリープとはWindows7から採用された機能で、作業中のデータをメモリに保存して中断を行う「スリープ」・作業中のデータをストレージに保存して中断する「休止状態」の2つの動作を合わせた機能です。

従来のスリープではスリープ中にメモリにトラブルが発生すると正常に復帰できませんでしたが、ハイブリッドスリープではメモリにトラブルが起きてもストレージからデータを引っ張り出して復帰することが可能となりました。またハイブリッドスリープは実行後の18時間以内であれば通常のスリープ・18時間以上になれば休止状態へと移行して電力消費を少なくすることができます。

しかしデメリットとして、復帰時にストレージからメモリにデータを読み込ませるために通常のスリープよりも復帰時間が長くなってしまうという欠点があります。更に休止状態の特性を含んでいるために、ストレージの容量を数GB~数十GBも使用してしまう点にも注意しなければなりません。書き込み量が大きいとストレージの寿命を多少なりとも早めることになるので注意しましょう。

Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法

「コントロールパネル」をクリック
それでは、Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法を説明していきます。まずはデスクトップ画面下部のタスクバーからスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「cp」と入力して表示される検索結果の「コントロールパネル」をクリックしましょう。
「システムとセキュリティ」をクリック
コントロールパネルが表示されるので、「システムとセキュリティ」をクリックしましょう。
「電源オプション」をクリック
システムとセキュリティの項目一覧が表示されるので、「電源オプション」をクリックしましょう。
「プラン設定の変更」をクリック
電源オプションが開き、「電源プランの選択またはカスタマイズ」画面が表示されます。使用中の電源プランの右側に表示されている「プラン設定の変更」をクリックしましょう。
「詳細な電源設定の変更」をクリック
「プラン設定の編集」画面が表示されるので、「詳細な電源設定の変更」をクリックします。
「スリープ」を展開→「ハイブリッドスリープを許可する」を展開→「設定」のプルダウンメニューから「オフ」を選択し「OK」をクリック

「電源オプション」ウィンドウが表示されるので、「スリープ」をクリックして展開します。「ハイブリッドスリープを許可する」をクリックして展開したら、「設定」のプルダウンメニューをクリックして「オフ」を選択してから「OK」をクリックして設定を完了しましょう。これでハイブリッドスリープが無効化されますよ。以上が、Windows11でハイブリッドスリープをオフにする方法の説明となります。


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