Windows11で決まった時刻に自動で再起動したい
Windows11のパソコンを使用していて、決まった時刻に自動で再起動させたいと思ったことはありませんか？パソコンを使用しない時間帯に自動で再起動するように、スケジュールを設定することができますよ。この記事では、Windows11で決まった時刻に自動で再起動する方法をご紹介していきます。
Windows11で決まった時刻に自動で再起動する方法
それでは、Windows11で決まった時刻に自動で再起動する方法を説明していきます。Windows11で決まった時刻に自動で再起動を行うには、タスクスケジューラーを使用します。
まずはデスクトップ画面下部のタスクバーからスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsツール」をクリックしましょう。Windowsツールがエクスプローラーで開くので、ツールの一覧から「タスクスケジューラー」をクリックします。
タスクスケジューラが起動したら、ウィンドウ右側メニューの「操作」項目内にある「タスクスケジューラライブラリ」の「基本タスクの作成」をクリックしましょう。
「基本タスクの作成ウィザード」が表示されるので、「名前」入力欄にタスク名を入力しましょう。ここではタスク名を「特定の時間に再起動する」にしています。入力が終わったら「次へ」をクリックしましょう。
「いつタスクを開始しますか？」では、タスクの開始指定を行います。毎日・毎週・毎月など、再起動したいタイミングを設定したら「次へ」をクリックしましょう。
続いて、タスクを開始する時間指定を行いましょう。「開始」の入力欄には日時を、「間隔」入力欄にはタスクを行う間隔を入力します。毎日なら「1」・1日おきなら「2」・2日おきなら「3」といった形で入力します。入力が完了したら「次へ」をクリックしましょう。
「タスクでどの操作を実行しますか？」では、「プログラムの開始」を選択して「次へ」をクリックしましょう。
「プログラム/スクリプト」の選択画面が表示されます。「参照」をクリックして「shutdown.exe」を指定しましょう。shutdown.exeのパスは「C:\Windows\System32\shutdown.exe」となっています。引数の追加オプション」には、「/r /t 60 /f /c "特定の時間に再起動する" 」とコマンドを入力しましょう。コマンドとコマンドの間には半角スペースを入れることに注意しましょう。コマンドの内容は、下記の通りです。
- /r：再起動
- /s：シャットダウン
- /h：休止状態
- /l：ログオフ
- /a：シャットダウン中止
- /t ○○：指定された時刻からシャットダウンするまでの猶予時間
- /c "○○"：シャットダウン時に表示されるメッセージ
- /f：実行中のアプリケーションの強制終了
最後に確認画面が表示されるので、タスクの設定に問題がなければ「完了」をクリックしましょう。これでタスクの作成が完了します。
「タスクスケジューラライブラリ」に、再起動用のタスクが登録されていることを確認しておきましょう。あとは設定された時刻になるとパソコンの電源がオフになり、自動的に再起動が行われるようになります。
