スプレッドシートのOFFSET関数の使い方!

スプレッドシートのOFFSET関数の使い方!

Googleスプレッドシートで使用することのできる関数の1つに、基準となるセルから指定した行・列数をシフトしたセルを参照する関数である「OFFSET関数」というものがあります。この記事では、スプレッドシートのOFFSET関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのOFFSET関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用することのできる関数の1つに、「OFFSET関数(オフセット関数)」というものがあります。OFFSET関数は基準となるセルから指定した行・列数をシフトしたセルを参照する関数となります。

ケースによっては、このOFFSET関数が役に立つことがあるため覚えておくと便利ですよ。この記事では、スプレッドシートのOFFSET関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのOFFSET関数の使い方

それでは、スプレッドシートのOFFSET関数の使い方を説明していきます。まずは、OFFSET関数の数式から説明します。OFFSET関数の数式は「=OFFSET(参照,行数,列数,[高さ],[幅])」となります。第1引数の「参照」で、基準のセル・セル範囲の指定を行います。セル・セル範囲以外を指定すると#VALUEエラーとなります。第2引数の「行数」で、「参照」で指定したセル・セル範囲の左上(基準)から上方向もしくは下方向に移動する距離を数値で指定します。第3引数の「列数」で、基準のセルから左方向もしくは右方向に移動する距離を数値で指定します。第4引数の「高さ」は入力が任意の引数で、結果を返したいセル範囲の行数を数値で指定することができます。第5引数の「幅」も任意で入力する引数で、結果を返したいセル範囲の列数を数値で指定することができます。

C3セルに「=OFFSET($C$5:$E$7,1,0,1,1)」と入力
実際に、OFFSET関数を使用してみましょう。画像の例では、C3セルに「=OFFSET($C$5:$E$7,1,0,1,1)」と入力しています。これにより、下部の表から目的のセルを参照させることができます。
結果に該当する「チョコレート」がC3セルに出力された
「行数1・列数0・高さ1・幅1」で参照を行ったため、結果に該当する「チョコレート」がC3セルに出力されました。以上が、OFFSET関数の使い方の説明となります。

OFFSET関数は、MATCH関数・SUMIF関数などと組み合わせて使用することでVLOOKUP関数のように検索することも可能です。ぜひ試してみてくださいね。


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