スプレッドシートで計算式が自動で反映されない問題
Googleスプレッドシートを使用して計算を行った際に、計算式が自動で反映されない状態になってしまったことはありませんか?計算式を入力して計算したものの、正しく結果が反映されないと困ってしまいますよね。スプレッドシートで計算式の結果が自動反映されない場合のケースとしては、セルのデータ形式がバラバラである・または関数や計算式の入力ミスが挙げられます。この記事では、スプレッドシートで計算式が自動で反映されない場合の対処法をご紹介していきます。
スプレッドシートで計算式が自動で反映されない場合の対処法
データ形式が間違っている場合
それでは、スプレッドシートで計算式が自動で反映されない場合の対処法を説明します。まずはデータ形式が間違っている場合のケースです。画像ではB2セルからB6セルの数値の合計をB7セルに出力しているものです。
しかし、この画像のようにデータ形式が数字形式と文字列のように別のデータ形式が混ざっている場合は正常に合計が出力されません。正しい合計数値を出力するには、データ形式を合わせる必要があります。
この場合はデータ形式が違うセルを選択した状態で画面上部の「表示形式」をクリックしてメニューを開き、「数字」のサブメニューから「数値」を選択しましょう。
これで、データ形式が文字列だったセルが数値に変更されたため合計値が正しく反映されていることが確認できますね。もし計算式や関数が正しいのに結果が正しく反映されていないという場合は、セルのデータ形式を確認してみましょう。関数・計算式が間違っている場合
続いては、計算式や関数を正しく入力していないケースです。関数の文字入力を行う際に、関数を間違えて入力してしまっている・構文が正しくないというケースは珍しくありません。スプレッドシートでは関数を入力しようとするとサジェストが表示されるので、不安であればサジェストを選択して関数を入力しましょう。よく使用される関数の構文の例は下記の通りです。
- SUM:=SUM(値1,値2)
- VLOOKUP:=VLOOKUP(検索キー,範囲,指数,並べ替え)
- FILTER:=FILTER(範囲,条件1,条件2)
- SORT:=SORT(範囲,並べ替える列,昇順,並べ替える列2,昇順2)
- EXACT:=EXACT(文字列1, 文字列2)
また構文で使用する括弧の中の条件なども確認して、入力ミスを起こさないようにすることも大切です。文字入力時に、括弧やカンマ・ピリオドを半角で入力しているかどうかの確認はしっかり行いましょう。