スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートで使用可能な関数の一つに、「INDIRECT関数(インダイレクト)」というものが存在します。セル参照を文字列におyって指定することができる関数ですよ。この記事では、スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用可能な関数の一つに、「INDIRECT関数(インダイレクト)」というものが存在します。INDIRECT関数とは、セルの参照を文字列によって指定することのできる関数で、セルだけでなくシートを参照させることも可能な汎用性の高い関数です。

簡単に言うと、文字列で指定したセルの値を参照することができる関数なのです。例えば、「B1の値」を取得したい場合は「=B1」と記述しますよね。これを「=INDIRECT("B1")」といった形にすることで「B1セルの値」を取得することができます。

INDIRECT関数は単体で使用することもありますが、MATCH関数・VLOOKUP関数・ADDRESS関数・SUM関数といった他の関数を一緒に組み合わせて使用するといったケースが多いですよ。この記事では、スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方をご紹介していきます。

スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方

それでは、スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方について説明していきます。まずは、INDIRECT関数の数式から説明していきます。INDIRECT関数の数式は「=INDIRECT(参照文字列,[参照形式])」となります。第1引数の「参照文字列」でセル参照を表している文字列・もしくはセル参照を指定します。文字列として指定を行う際は"(ダブルクォーテーション)を使用して「"文字列"」のように囲みます。第2引数の「参照形式」は参照文字列で指定されたセル参照の種類を、論理値で指定します。「TRUE」・もしくは省略することで「A1形式」のセル参照を、「FALSE」で「R1C1形式」のセル参照となります。R1C1形式はマクロ(VBA)で使用するのが一般的なので、基本的に参照形式は省略して問題ありません。

C3セルに「=INDIRECT(B3)」と入力
実際に、INDIRECT関数を使用してみましょう。画像の例では、B3セルに「B7」と入力されており、C3セルに「=INDIRECT(B3)」と入力することでB3セルに入力されているセルである「B7セル」を参照させています。
「ジャケット」がC3セルに出力された
B7セルには「ジャケット」とデータが入力されているため、この「ジャケット」がC3セルに出力されますよ。以上が、スプレッドシートのINDIRECT関数の使い方の説明となります。

冒頭で説明している通り、INDIRECT関数は他の関数と併用することで幅広く活用することのできる便利な関数ですよ。ぜひ活用してみてくださいね。


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