ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法!

ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法!

ExcelでVLOOKUP関数を使用したら、エラーが出て困ってしまったことはありませんか?VLOOKUP関数でエラーが起きると、原因が分かりにくいので面倒ですよね。この記事では、ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法

Microsoft ExcelでVLOOKUP関数を使用したら、何故かエラーになってしまい困ってしまったことはありませんか?VLOOKUP関数でエラーが起きると、原因が分かりにくいので面倒ですよね。この記事では、ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法をご紹介していきます。

ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法

完全一致するものがない場合

一致するものがない場合
それでは、ExcelでVLOOKUP関数がエラーになった場合の対処法について説明していきます。まずは、完全一致での指定を行っているのにも関わらず一致するものがない場合の対処法です。
C9セルに「#N/A」エラーが返っている
画像の例では、C9セルに「=VLOOKUP(B9,B3:D7,2,FALSE)」と入力することでB9セルに入力している「6」に完全一致しているデータを取り出そうとしています。しかし、表のB列「No」には「6」は存在していません。ですので、「#N/A」エラーが返ってしまっています。
B9セルに「3」と入力すると表内の対応商品が表示された
これは存在していないものを指定したために表示されるエラーなので、存在しているものを指定し直してみましょう。B9セルに「3」と入力することで、無事に表内にあるB列の「3」に対応する商品である「なす」のデータを表示させることができました。完全一致で検索する場合は、このように存在しないものを指定しないように注意しましょう。

空欄のデータを指定して「0」が表示される場合

C9セルの結果が「0」と表示された
続いては、空欄のあるデータを指定した際に結果が「0」となってしまう場合について説明します。先程の表の中からC5セルの「なす」を空欄にしてみたところ、C9セルの結果が空欄ではなく「0」と表示されてしまっていますね。
C9セルの数式の末尾に「&""」を追加
VLOOKUP関数を使用した場合、参照データの該当セルが空白の場合は結果が「0」と表示されます。ですので、この「0」を置き換えてしまいましょう。C9セルの数式の末尾に「&""」を追加します。「&」は文字列の結合・「""」は空白を意味します。これにより、0の代わりに空白を表示させることができているわけですね。データがない箇所を参照して0が表示されたら、このように空白を表示させることができますよ。

TRUEが正常に作動しない場合

C9セルに「#N/A」エラーが返っている
続いては、検索の指定を「TRUE」にした場合に正常に検索が行われない場合の対処法です。先ほどのVLOOKUP関数の検索の指定をTRUEに変更してからB列の「No」をランダムにして並べ替えてからB9セルを「1」にして検索してみたところ、C9セルに入力されている数式が正常に動作せず「#N/A」エラーが返ってしまっています。
C9セルに正しく表示された
これは「TRUE」は昇順でなければ正しく動作しないことが原因なので、B列の「No」を昇順でソートしましょう。これで、正しく検索が動作しますよ。

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