スプレッドシートのIFNA関数の使い方を紹介!

スプレッドシートのIFNA関数の使い方を紹介!

Googleスプレッドシートの関数に「IFNA関数」というものがあります。対象の値が「#N/A」エラーの場合に設定した値を返し、そうでない場合は値をそのまま返すことのできる関数ですよ。この記事では、スプレッドシートのIFNA関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. スプレッドシートのIFNA関数の使い方

スプレッドシートのIFNA関数の使い方

Googleスプレッドシートで使用できる関数の1つに、「IFNA関数(イフ・ノン・アプリカブル)」というものがあります。対象の値が「#N/A」エラーの場合に設定した値を返し、そうでない場合は値をそのまま返すことのできる関数です。この記事では、スプレッドシートのIFNA関数の使い方をご紹介していきます。

それでは、スプレッドシートのIFNA関数の使い方を説明していきます。まずは、IFNA関数の数式から説明します。IFNA関数の数式は「=IFNA(値,エラーの場合の値)」となります。第1引数の「値」で、エラー値なのかどうか調べたい数式・セル参照の指定を行います。第2引数の「エラーの場合の値」では、値がエラー値の場合に返す値の指定を行います。文字列を入力したい場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で文字列を囲みましょう。

C11セルに「=VLOOKUP(C10,B3:E8,2,0)」と入力
実際に、IFNA関数を使用してみましょう。画像の例では、C11セルに「=VLOOKUP(C10,B3:E8,2,0)」と入力して検索を行っています。
C11セルに「#N/A」エラーが返った
しかし、検索対象である「No:7」は検索範囲に存在していないため「#N/A」エラーが返ってしまいました。ここでエラーを出さないためには、IFNA関数を使用してみましょう。
C11セルの数式を「=IFNA(VLOOKUP(C10,B3:E8,2,0),"")」へと変更
C11セルに入力していした数式を、「=IFNA(VLOOKUP(C10,B3:E8,2,0),"")」へと変更しました。エラーの場合の値を「""」とすることで、「#N/A」エラーの代わりに空白にするように設定しています。
C11セルに空白が返った
これで、IFNA関数によって本来「#N/A」エラーが返されるものを空白にすることができました。以上が、スプレッドシートのIFNA関数の基本的な使い方の説明となります。

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