Excelで名前○○は既に存在しますの対処法を紹介!

Excelで名前○○は既に存在しますの対処法を紹介!

Excelで、「名前○○は既に存在します」といったメッセージが表示されて困ってしまったことはありませんか?シートの移動・コピー時に起きて困ったことのある方もいるかと思います。この記事では、Excelで「名前○○は既に存在します」の対処法をご紹介していきます。


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  1. Excelで名前○○は既に存在しますの対処法

Excelで名前○○は既に存在しますの対処法

「名前○○は既に存在します」ダイアログメッセージ
Microsoft Excelで、「名前○○は既に存在します」といったダイアログメッセージが表示されて困ってしまったことはありませんか?

全文を記載すると「名前'○○'は既に存在します。この名前にする場合は[はい]をクリックします。移動またはコピーを行うために'○○'の名前を変更する場合は、[いいえ]をクリックします。」となります。主にブックから別のブックにシートをコピーしようとしたり移動しようとするとこのダイアログボックスが表示されてしまい、一体何のことなのか分かりませんよね。「はい」をクリックしても同じダイアログボックスが繰り返し表示されなかなか完了しない・「いいえ」を押して変更後の名前を入力してもまた「名前○○は既に存在します」ダイアログボックスが表示されてしまい堂々巡りになってしまいます。

これは「名前の定義」が原因で起きるエラーです。Excelではセルの範囲に対して名前を付けることが可能で、この名前を使用して計算に使用したり参照を行うことが可能です。ですが、後にシート上から名前が入力されたセルを消去してもこの「名前の定義」のみが残るためシートのコピー時にエラーを起こす原因となるわけです。

エラーの原因となっている名前を選択して「削除」をクリック
この場合は、原因となっている名前の定義を削除してしまいましょう。「Ctrlキー+F3キー」の同時押し操作を行うと、「名前の管理」ダイアログボックスが表示されます。あとはエラーの原因となっている名前を選択して「削除」をクリックしましょう。
「OK」をクリック
「名前~を削除しますか?」と表示されるので、「OK」をクリックしましょう。これで名前の定義が削除されるので、「名前の管理」ダイアログボックスを閉じます。これでシートの移動やコピーを行うことができるようになります。

以上が、Excelで「名前○○は既に存在します」の対処法の説明となります。もしセル範囲に名前を付けて定義している場合はこのエラーを起こしやすいので、不要な名前の定義は削除することをおすすめします。


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