Excelのピボットテーブルでデータを更新したい
Microsoft Excel のピボットテーブル では、元のデータ に変更があった場合はデータを更新 しなければならないことをご存知でしょうか?データは自動更新されないので、元データに変更があった場合は手動で更新する必要があります。この記事では、Excelのピボットテーブルでデータを更新する方法をご紹介していきます。
Excelのピボットテーブルでデータを更新する方法
それでは、Excelのピボットテーブルでデータを更新する方法を説明します。画像のピボットテーブルの元になっている表の「Yシャツ」の価格は元は「3900」円なのですが、ここでは例として「5900」円に変更します。ですので売上額が「29500」円に変わっています。 変更後にピボットテーブルを確認してみると、売上の合計額が「19500」になっています。これは元の値段での売上額になっているため、表のデータが反映されていないことが分かりますね。
この場合は、手動でデータの更新を行う必要があります。データの更新を行う際に注意するポイントが、ピボットテーブルの元になっているデータが「テーブルかどうか」です。テーブルである場合とそうでない場合は多少操作方法が異なります。元のデータがテーブルかどうか確認するには、元のデータのどこかのセルを選択した状態でウィンドウ上部のタブを見てみましょう。「テーブルツール・デザイン」タブが表示されている場合はテーブルで、表示されていなければテーブル化はされていないということになります。
テーブル化している場合・もしくはテーブルではないけど元々の数値を編集しているだけであれば、ピボットテーブルのシートを開いてウィンドウ上部の「ピボットテーブル分析」タブをクリックしてリボンメニューの「データ」項目の「更新」をクリックしましょう。これだけで更新を行うことができますよ。
これで、「Yシャツ」の売上額が反映されて正しい「29500」円になりました。
もしテーブルでなくて新しくデータを追加している場合は、「ピボットテーブル分析」タブのリボンメニューを開いて「データ」項目の「データソースの変更」をクリックしましょう。
「ピボットテーブルのデータソースの変更」ダイアログボックスが表示されるので、新しく追加したデータを含むセル範囲を指定して「OK」をクリックしましょう。これで、更新が行われますよ。
基本的には「更新」をクリックしてデータの更新を行えばよいのですが、非テーブルでデータを追加している場合のみ「データソースの変更」から更新作業を行う必要があると覚えておけばOKです。