Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法!

Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法!

Microsoft Excelで、年数や日数など経過した期間を計算する方法をご存知でしょうか?Excelでは関数を使用して、指定した期間内の年数・日数を計算できますよ。この記事では、Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで年数や日数など経過した期間を計算したい
  2. Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法

Excelで年数や日数など経過した期間を計算したい

Microsoft Excelで、年数や日数など経過した期間を計算したいと思ったことはありませんか?Excelでは関数を使用することで、開始日と終了日を指定すればその期間内の日数計算を簡単に行いカウントすることができますよ。この記事では、Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法をご紹介していきます。

Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法

DATEDIF関数について

Excelで年数・日数などの経過した期間を計算するには、「DATEDIF関数」を使用します。DATEIF関数とは、指定した期間を求めることができる関数です、DATEIFという単語は、「DATE」と「DIF(Difference)」を組み合わせた単語となります。

DATEIF関数の数式は、「=DATEDIF(開始日,終了日,単位)」となります。単位は6つ用意されており、下記の通りとなっています。カウントしたい単位を使用して、計算を行いましょう。

  • "Y":期間内の年数を求める。
  • "M":期間内の月数を求める。
  • "D":期間内の日数を求める。
  • "YM":1年未満となる月数を求める。
  • "YD":1年未満となる日数を求める。
  • "MD":1ヶ月未満となる日数を求める。

DATEIF関数を使用して日数計算を行う方法

Excel表
それでは、DATEIF関数を使用して日数計算を行う方法を説明します。ここでは画像の表を使用して、「登録日」からの「経過日数」と「経過年数」を求めていきます。
I2セルに「=TODAY()」と入力し、本日の日付を出力
まずは日数計算を行うために使用するセルを作成しましょう。この例では本日の日数から引き算して経過日数と経過年数をカウントしたいので、「TODAY関数」を使用しています。I2セルに「=TODAY()」と入力して、本日の日付を出力させました。
F3セルに「=DATEDIF(E4,I2,"D")」と入力
ここから経過日数を求めていきます。F3セルに「=DATEDIF(E4,I2,"D")」と入力しましょう。E4は登録日・I2は本日の日付でそれぞれ開始日・終了日になります。そして"D"で日付指定を行います。
登録日からの経過日数を出力できた
これで、登録日からの経過日数を出力することができました。ただし注意しなければいけない事として、ここからオートフィルを使用して残りのセルにも同じ計算を適用しようとすると本日の日付が入力されているI2セルがずれてしまいエラーが起きてしまいます。
終了日を絶対参照にする
この場合は、終了日を絶対参照にします。「$I$2」のように列と行の前に「$」を挿入することで、絶対参照にしてセル参照を固定させることができますよ。
フィルハンドルをドラッグ
あとはセルの右下に表示されているフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りのセルに計算を適用しましょう。これで、各行の登録日からの経過日数を出力することができました。
G3セルに「=DATEDIF(E3,$I$2,"Y")」と入力して経過年数を出力
同じように、経過年数も求めてみましょう。G3セルに「=DATEDIF(E3,$I$2,"Y")」と入力して経過年数を出力したら、こちらもオートフィルを行うことで年数を表示させることができますよ。Excelで年数や日数など経過した期間を計算する方法の説明は、以上となります。

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