Excelの「ドキュメントの回復」とは?
実際にExcelで作業していて、ファイルの保存前にExcelがエラーで強制終了してしまったら「ファイルが消えた・・・」とショックを受けてしまいますよね。ですが、復元可能なファイルであればExcelの次回起動時にこの「ドキュメントの回復」から復元することができるので安心ですよ。この記事では、Excelの「ドキュメントの回復」の使い方についてご紹介していきます。
Excelの「ドキュメントの回復」の使い方
それでは、Excelの「ドキュメントの回復」の使い方を説明していきます。といっても、「ドキュメントの回復」は冒頭で説明しているようにエラーなどで強制終了してしまった際に保存されなかったファイルを保存して回復してくれるものなので、ユーザー側から「ドキュメントの回復」を呼び出して操作することはできない点に注意しましょう。
対象のファイル名をクリックすることで、そのファイルを開くことができます。またファイル名の右側に表示される下矢印をクリックするとメニューが表示されるので、「開く」を選択することでファイルを開く・「名前を付けて保存」をクリックすることでそのファイルの保存・「削除」は回復できなかったファイルの削除・「修復箇所の表示」でファイルのどこから復元したのかを確認することができます。
ちなみに、「ドキュメントの回復」に表示されているファイル名に「[オリジナル]」と表示されているものはExcelの強制終了前に手動で保存を行ったファイル・「[回復済み]」と表示されているファイルは、回復or自動保存が行われたブックです。もし1つのファイルに対して複数の回復ファイルが表示された場合は、パソコンに残したいファイルを選択して保存を行いましょう。