ExcelのBIN2DEC関数の使い方を紹介!

ExcelのBIN2DEC関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、BIN2DEC関数というものがあります。BIN2DEC関数とは、2進数表記の数値を10進数表記の数値に変換することのできる関数です。この記事では、ExcelのBIN2DEC関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのBIN2DEC関数の使い方

ExcelのBIN2DEC関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに、「BIN2DEC関数(バイナリトゥデシマル・binary to decimal)」というものがあります。BIN2DEC関数とは、2進数表記の数値を10進数表記の数値に変換することのできる関数です。

「2進数」は0と1の2つの数字の組み合わせで数値を表現する形式ですが、私たちが普段使用しているのは0から9までの10個の数字の組み合わせで数値を表現する「10進数」ですよね。コンピューターでは2進数を使うのが当たり前ですが、その数値を私たちが扱いやすい10進数にしたいというシーンでこのBIN2DEC関数を用います。この記事では、ExcelのBIN2DEC関数の使い方をご紹介していきます。

それでは、ExcelのBIN2DEC関数の使い方を説明します。まずは、BIN2DEC関数の数式から説明します。BIN2DEC関数の数式は「=BIN2DEC(数値)」となります。引数の「数値」で、2進数表記の数値・文字列の指定を行います。指定する桁数は10桁までとなっています。

B列に2進数の数値、C列にBIN2DEC関数を使用して10進数に変換された数値を入力したい
実際に、BIN2DEC関数を使用してみましょう。画像の例では、B列に2進数の数値が入力されています。C列に、BIN2DEC関数を使用して10進数に変換された数値を入力していきましょう。
C3セルに「=BIN2DEC(B3)」と入力
C3セルに、「=BIN2DEC(B3)」と入力して、B3セルの「10」を10進数に変換していきます。
C3セルに「2」が出力された
C3セルに、「2」が出力されました。2進数の「10」は10進数で表すと「2」なので、正しく出力されていることが確認できます。
右下のフィルハンドルをドラッグして残りのセルにも数式を反映
あとはセルの右下のフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りのセルにも数式を反映しましょう。これで、残りのセルにも2進数を10進数に変換した数値を表示させることができました。以上が、ExcelのBIN2DEC関数の使い方の説明となります。2進数を10進数に変換したい場合はBIN2DEC関数で素早く変換できるので、ぜひ試してみてくださいね。

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