ExcelのIFS関数の使い方をご紹介!

ExcelのIFS関数の使い方をご紹介!

Microsoft Excelで、IFS関数というものをご存知でしょうか?IFS関数は、複数の条件を指定して値を返すことのできる関数で、近年Excelに追加された関数となります。この記事では、ExcelのIFS関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのIFS関数とは?
  2. ExcelのIFS関数の使い方

ExcelのIFS関数とは?

Excelで使用することのできる関数の「IFS関数」をご存知でしょうか?IFS関数は論理関数の一つで、条件を満たすかどうかを確認して値の真偽(TRUE・FALSE)を返す、つまり条件に合う値を返す関数となります。

IFS関数はIF関数よりも複数の条件を指定しやすい関数ですが、IF関数とは違い偽の値を引数で指定することはできないので注意しましょう。この記事では、ExcelのIFS関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのIFS関数の使い方

IFS関数を使用できるExcelのバージョン

IFS関数は、「Microsoft Office 2019」のExcel・Office 365で使用可能です。またOffice 2016の場合でもOffice 365に加入していれば使用可能です。近年使用可能になった関数なので、Office 2016以前のExcelでは使用することはできません。

IFS関数の書式について

IFS関数の書式は、下記の通りとなります。

  • =IFS(論理式1,値が真の場合1,[論理式2,値が真の場合2],…)
条件を1つずつ記述することができ、最大127つの条件を指定することができます。論理式は最低1つは必要です。

第1引数の「論理式1」で条件を指定します。論理式では条件指定の際に、比較演算子を使用することができます。比較演算子については後述します。

第2引数の「値が真の場合1」で条件に合致した際の動作を指定します。文字列を指定する場合は、「"(ダブルクォーテーション)」で文字列を囲みましょう。「"例"」のような形でOKです。

続けて条件を指定する場合は、数式で続けて指定を行っていきましょう。

使用できる比較演算子について

使用できる比較演算子は下記の通りとなります。不等式です。

  • >(大なり):A>Bのように記述した場合の意味は「AはBよりも大きい」
  • >=(大なりイコール):A>=Bのように記述した場合の意味は「AはB以上」
  • <(小なり):A<Bのように記述した場合の意味は「AはBよりも小さい」
  • <=(小なりイコール):A<=Bのように記述した場合の意味は「AはB以下」
  • =(イコール・等号):A=Bのように記述した場合の意味は「AとBは等しい」
  • <>(大なり小なり・山カッコ):A<>Bのように記述した場合の意味は「AとBは等しくない」

IFS関数の使い方

IFS関数を使用するための表
それでは、IFS関数の使いかたを説明します。今回は画像のような例を用意しました。B列の数値によってC列に結果を表示するために、IFS関数を使用します。
C2セルに「=IFS(B2>=80,"Grade=S",B2>=60,"Grade=A",B2<=59,"Grade=B")」と入力
まずはC2セルに「=IFS(B2>=80,"Grade=S",B2>=60,"Grade=A",B2<=59,"Grade=B")」と入力します。「B2>=80,"Grade=S"」の部分が値が真の場合1で、ここで80以上の数値を指定しています。「B2>=60,"Grade=A"」の部分が値が真の場合2で、ここは60以上の数値を指定しています。

「B2<=59,"Grade=B")」が値が真の数3で、59以下の場合を指定しています。あとはEnterキーを押して、IFS関数の式を確定してみましょう。

C2セルを選択して、セルの右下に表示されるフィルハンドルを下方向にドラッグして他のセルにもIFS関数を適用させる
これで、入力したIFS関数の式に従って結果が表示されます。あとはC2セルを選択して、セルの右下に表示されるフィルハンドルを下方向にドラッグして他のセルにもIFS関数を適用しましょう。
IFS関数が適応された
これで、残りのセルにもIFS関数を適用することができました。

ちなみに、入力したすべての条件を満たさない場合は「#N/A」エラーが表示されます。#N/Aエラーが表示された場合は条件を追加して、条件に合う値を返すように式を入力しましょう。


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