Notionはブラウザとアプリどっちで使うべきか?

多機能ワークスペースツール「Notion」は、ブラウザ版だけでなくパソコンのアプリ版も用意されています。そのため環境を問わずにNotionを使用することができますが、ユーザーによってはブラウザ版をメインで使用するかアプリ版をメインにするか悩ましいところでもありますよね。この記事では、Notionはブラウザとアプリどっちで使うべきなのかについてご紹介していきます。
ブラウザ版

Notionのブラウザ版を使用するメリットですが、Google Chromeであればユーザーが作成してChrome Webストアにて配布されているChrome拡張機能を使用できるという特徴があります。アプリ版でも拡張機能の導入はできますが、Chromeの拡張機能でしか導入できないものもあるため汎用性に優れています。かゆい所に手が届きやすいため、便利と言えます。
特にブラウザ版のメリットと言えるのが、「ブラウザのみで動作する」という点です。企業のパソコンで性能が控えめな場合、ブラウザを開きながらアプリ版Notionを使用するとCPU・GPU・メモリの負荷が高くなってしまいますよね。そのためスムーズに作業できないというケースにつながることもあります。ブラウザのみで動くブラウザ版Notionなら、そういったリソースを節約できるわけですね。またインストール不要でWindows・Mac・iOS・Androidのどの環境でもすぐ使用できるのがメリットです。
ただしデメリットもあります。アプリ版には通知機能が実装されていますが、ブラウザ版では現時点で通知機能は実装されていません。複数ユーザーで連携する際に注意が必要になります。
アプリ版

アプリ版Notionのメリットは、ブラウザを寡占せずに単独で使用することができる点です。ブラウザを使用しながらNotionも使用したいというケースでは、アプリ版を用いると作業効率が上がるでしょう。ブラウザで調べ物をしながらNotionでまとめる、という作業をしているとタブが増えて管理が複雑になりがちですが、そこにNotionが巻き込まれないだけでストレスフリーになります。
また専用のショートカットキーが使用可能・デスクトップ通知を受け取れるという点が、ブラウザ版Notionを比較した際のメリットになります。他にも、オフライン環境下でも作業可能というアドバンテージがあります。オフラインで作業したデータは、オンライン環境になれば自動的に同期されるためデータの同期関連で手間がかかることがないのが嬉しいですね。
デメリットですが、一部の機能が制限されてしまうことがある・頻繁にバージョンアップが行われるため毎回更新の手間がかかるといった点が挙げられます。
ブラウザ版とアプリ版の比較まとめ
ブラウザ版
- メリット:ブラウザのみで動作し、デバイスを問わず使用可能。Chromeの拡張機能を導入することが可能。
- デメリット:通知機能や専用のショートカット操作を使用することができない。
アプリ版
- メリット:ブラウザを寡占せず、通知機能と専用ショートカットキーが使用可能。またオフラインでも作業可能。
- デメリット:一部機能が使用できないことがあるほか、バージョンアップの頻度が多い。Chromeの拡張機能が使用できない。