タイムラプスとは?
タイムラプスとは、一定間隔で撮影した画像を繋げて動画のように見せる撮影手法です。長時間撮影した内容を、短時間にぎゅっとまとめた面白い動画が撮れます。
Youtubeなどで星空の流れが早送りされる動画や、花が咲いたり閉じたりする不思議な動画を観たことがあるかもしれません。
ゆっくりとした動きも、タイムラプスを使えば動きのある面白い動画になります。
この記事では、iPhoneのタイムラプス機能の使い方や各種設定、実際に撮影してみたファイルの容量などをご紹介します。
iPhoneのカメラのタイムラプス機能の使い方
それではiPhoneのカメラのタイムラプス機能の使い方を順番にご紹介していきます。
iPhoneにおける制限事項
はじめに、制限事項を記しておきます。
タイムラプス機能はiOS8以上で使用できます。OSバージョンが古い場合は、バージョンアップを検討してください。なお、この記事はiOS12.0.1をもとに記載しております。
タイムラプス撮影を使うには最低149メガバイトの空き容量が必要です。長時間の撮影によりファイルサイズが大きくなるための仕様と考えられます。
タイムラプス動画の長さを設定することはできません。1時間以上撮影しても30秒程度の動画に短縮される仕様です。(一様に30秒に短縮されるわけではありません)
iPhoneのタイムラプス機能の使い方
それでは、タイムラプス機能の具体的な使い方を解説します。
手順だけ見ると、通常の動画撮影と変わりません。タイムラプス動画の再生時間は数十秒間に短縮され、自動的にカメラロールに保存されます。
iPhoneのタイムラプス機能で撮影した動画の容量は?
ゆっくりとした動きのものを長時間撮影すると、タイムラプス動画の容量が大きくなり、iPhoneのストレージ容量を圧迫するのではと心配するかもしれません。
iPhoneのタイムラプス機能では容量を設定することは出来ないため、実測するしかありません。そこで、参考までにタイムラプス機能で動画を撮影してみました。
10分間程撮影した結果
タイムラプス動画のファイルは、38メガバイト程度の容量になりました。
再生時間は約20秒に短縮されました。
20分間程撮影した結果
タイムラプス動画のファイルは、73メガバイト程度の容量になりました。
再生時間は約39秒に短縮されました。
こちらは少々想定外でした。60分以上撮影しても30秒程度に短縮されることが多いのですが、20分間でも39秒程度の長さになることもあるようです。
10分間や20分間程度の撮影時間であれば、おおよその容量を予測できそうです。
しかしながら、iPhoneのOSバージョンや撮影環境などによりファイルの容量は変動しますので、こちらに記した容量はあくまで目安と考えてください。
まとめ
この記事ではiPhoneのタイムラプス機能の使い方や設定、実際に撮影してみたファイルの容量などをご紹介しました。
通常の動画撮影と同じくらい簡単な操作で、面白い動画を撮影できることに驚かれたかもしれません。
ゆっくりとした動きのものや、ゆっくりと色が変化するものなどが身近にあれば、是非試してみてくださいね。