AndroidのSmart Lockとは
Androidスマホには「Smart Lock(スマートロック)」という機能が搭載されています。
このSmart Lock機能は、特定の条件下であればスマホの画面ロックを自動的に無効化してくれる機能です。
Smart Lockはスマホを身につけている時・特定の場所にいる時・設定した機器に接続している時・自分の声を検知した時・自分の顔を認証した時に作動します。
常に利用するスマホだからこそ、他の人に勝手に操作されないためにも画面ロックはかけておきたいものですよね。
でも、家に帰って他の人に操作されることがほとんどないような状態でもスマホを操作するために画面ロックを解除しなければならないのは面倒ですよね。帰宅したら画面ロック設定を解除して、また出かける時に設定しなおすのも手間がかかってしまいます。
Smart Lock(スマートロック)を利用すれば、そういった面倒や手間がかからず特定の状態になると画面ロックが解除されるようになるので楽にスマホを操作できるようになりますよ。この記事では、Smart Lockの設定方法や安全性について紹介していきます。
Smart Lockの設定方法
それでは、Smart Lockの設定方法を説明します。
Smart Lockの機能
それでは、Smart Lockの機能をご紹介します。
持ち運び検知機能
信頼できる場所
※自宅にいる状態で自宅を信頼できる場所にする場合は「自宅」に現在位置の住所が表示されるので、「自宅」をタップすればOKです。
信頼できる端末
Voice Match
トラステッドフェイス
Smart Lockの安全性は?
Smart Lockの機能を紹介してきましたが、これらの機能の安全性について気になる方も多いと思います。
結論から述べると「安全性が少し劣るが利便性の上がったロック機能」といった形になります。Smart Lockを導入しなければ毎回ロック画面で解除する手間がかかるわけですが、当然毎回認証を求められたほうが安全性が高いわけです。
Smart Lockを導入した場合、特定条件下ではロックが無効化されるため自分以外の人が触ってもロックがかからないためリスクがあると言えるでしょう。
それでは、各機能のリスクについて説明していきます。
信頼できる端末の場合、スマホと一緒に持ち歩いているヘッドホンなどを設定した時にスマホとヘッドホンが両方盗まれてしまうなどの出来事が起きた場合には無力となってしまい、デバイスを接続したままスマホを操作されてしまう危険性があります。
トラステッドフェイス機能の場合も安全性は高いのですが、自分に似た顔の人であれば解除できてしまいます。自分に似ている双子の兄弟がいるといった場合などは兄弟に解除される可能性が高くなってしまうため注意したほうがいいでしょう。
まとめ
AndroidのSmart Lockとは?設定方法や安全性について解説!いかがでしたでしょうか?
日常的に使うAndroidスマホだからこそ、画面ロックはしっかりかけてセキュリティを万全にしておきたいものですね。でも、家などのあまりセキュリティに気を使わなくてもいい場面でもスマホを操作するために画面ロックを解除しなければならないのは結構面倒なものです。
そんな時にSmart Lock(スマートロック)機能を使えば、スマホを持ち歩いている間や自分の家など特定の場所にいる時・特定の機器に接続している時・自分の声や顔を検知した時に自動で画面ロックを解除してくれるようになります。自分しかスマホを操作しない状況でのロック解除の手間が省けるのでかなり便利ですよ。
ただし、Smart Lock機能が適用されている状態で他の人にスマホが渡ってしまうと画面ロックが無効化された状態のままになってしまいスマホを勝手に操作できてしまうというデメリットもあります。
Smart Lock(スマートロック)は記事内で説明しているようにメリットとデメリットがしっかり存在しているわけですが、もちろん画面ロックをかけないでスマホを利用するよりもはるかに安全性が高いですよ。自分の利用スタイルを考えてSmart Lockを設定してみましょう。