Androidスマホで音声入力するための設定
Androidで音声入力をするにはまずは音声入力が可能となっているか無効となっていないかを確認する必要があります。お手持ちのAndroidバージョンをチェックしましょう。
音声入力に対応しているバージョンは基本的に4.0以上からになりますが、バージョン4.2以上であれば、日本語の音声入力が可能になっています。
AndroidのOSのバージョンの確認方法
ご使用のAndroidバージョンは、「設定」画面の端末情報から確認できます。


このようにAndroidバージョンが「4.2」以上であれば、日本語の音声認識が使用できます。
Google音声入力が正常に使用できるか確認
次にGoogle音声入力が正常に使用できるかを確認します。先ほどの「設定」画面から「言語と入力」をクリックします。


「オンライン音声認識」をタップします。
日本語の音声認識ができるかをチェックします。「インストール済」に「日本語」があることを確認してください。

「すべて」から「日本語」を探してインストールしてください。
これで音声入力の準備は完了です。
Androidスマホで音声入力する方法
では、音声入力を行うにはどうすればいいか?
Androidでメールなどを使っていて、文字を入力するときに出るキーボードから音声入力は行えます。
左上のマイクアイコン、左下の「文字」ボタンを押します。

iWnn IMEメニューという画面が表示されます。


キーボード画面が音声入力画面に変更されます。これで音声での文字入力が可能になります。

音声入力画面の呼び出しは、どのアプリでも同様に行えます。
ここから実際にアプリでの音声入力を試してみます。よく使うと思われるLINEとメール(Gmail)でやってみましょう。
LINEでAndroid音声入力
まずは、LINEで実行してみます。

また、入力された文字をタップすると変換候補の選択肢が出力されます。

試しに文章「今日の食事はどうしますか」と話してみます。

「今日は何時に帰りますか」と喋りましたが、「何時」が「何日」とちょっと違って表示されています。

LINEでは使用頻度が低いかと思いますが、スペースや改行は音声入力で操作できません。
このまましばらく話さないでいると、一時停止状態になります。この状態では、音声を発しても無効になります。
タップすれば、再び音声認識状態になります。
メールでAndroid音声入力
Gmailでも試してみましょう。やり方は同じです。件名をタップして、音声入力します。

次に、「メールを作成」をタップして本文を音声入力しましょう。本文の方は、2文章続けて音声入力してみました。
漢字変換も瞬時に行い、音声の精度認識は高いと思います。

単語を1つづ発するよりも、普通に話す感じで文章を発した方が漢字変換含め正確に入力されました。
また、周囲がガヤガヤしていてもその音を拾うことなく無効としてくれます。残念ながら、現時点で「。」や「?」やスペース・改行を音声で操作する機能はなく、そこは通常のタッチ入力で整形する必要があります。
しかし、それを差し引いでも、変換の正確さや入力の速さで音声入力はオススメの機能です。
Androidスマホで音声入力できない場合の対処法
上記の方法で音声入力できない、キーボードが音声認識画面に切り替わって音声を発しても入力が行われない場合、それはアプリの不具合やマイクの故障が考えられます。
アプリ不具合
アプリの不具合の場合は以下の操作を行ってください。
- スマホ端末の再起動を行う。
- ソフトウェアアップデート
- Googleアプリの更新または再インストール
ソフトウェアアップデートの有無は、先ほどの設定の「端末情報」画面から「ソフトウェアアップデート」をクリックして、以下の画面で確認してください。

Googleアプリは、Playストアから検索して表示できます。

「更新」をクリックすると更新されます。
再インストールの場合は、「アンインストール」をクリックしてGoogleアプリを再度インストールしてください。
マイク故障
マイクが正常かを確認する場合は、「音声レコーダー」などの録音アプリがインストールされていれば自分の声が正常に録音されるかまたは、誰かに電話して自分の声が向こうに聞こえるかを試してください。
まとめ
Androidの音声入力はやってみると以外に簡単にできます。
最近のスマホであればすでに必要なアプリや設定がされているので、すぐに音声入力できるかと思います。ただしスペースや改行が音声では入力できないので、入力し終えた後に調整が必要にはなってしまいます。
けれども一回やってみると自然な話し言葉でポンポンと入力してくれるので、また使ってみたくなります。