Windows10のユーザープロファイルを削除する方法をご紹介!

Windows10のユーザープロファイルを削除する方法をご紹介!

Windows10パソコンを複数ユーザーで使っている場合、不要なユーザープロファイルが残っているとディスク容量の圧迫に繋がるので削除して容量を空けましょう。この記事では、Windows10のユーザープロファイルを削除する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Windows10のユーザープロファイルを削除すること
  2. Windows10のユーザープロファイルを削除する方法
  3. グレーアウトしてユーザープロファイルが削除できない場合

Windows10のユーザープロファイルを削除すること

Windows10では、1つのユーザーアカウントに1つのユーザープロファイルが作成されて、ユーザーごとの環境設定ができたり、データを個別に保存することが可能です。そのため1台のパソコンを数人で使う場合に便利ですが、その数人のうちパソコンを使わなった人が出た場合、ユーザープロファイルをパソコン内に残しておくとデータ容量を圧迫する原因になります。

Windows10のユーザープロファイルとは何?

Windows10では、ユーザーアカウントごとにユーザープロファイルというものでパソコンやアプリケーションの設定が管理されていたり、ファイルなどを保存してくれています。この記事では、Windows10のユーザープロファイルがどういうものなのかを説明しています。

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ユーザープロファイルは保存されているデータの量が少なくても数GB単位の容量を使うことがほとんどで、もしたくさんのデータを保存しているのであればさらに容量を使います。そのため、使わないユーザープロファイルは削除することでパソコンの空き容量を確保することができます。

そこでこの記事では、Windows10で使わないユーザープロファイルを削除する方法をご紹介していきます。

Windows10のユーザープロファイルを削除する方法

ユーザープロファイルを削除する上での注意すべき事

ユーザープロファイルを削除すると、当然ですがそのユーザーのデータがすべて削除されます。

そのため「子供が自立してもうパソコンを使ってないからユーザープロファイルを削除したら、後で子供がデータをコピーしようとしたもののデータが全て消えていて一大事」といったケースも珍しくはありません。

ユーザープロファイルを削除する際には、そのアカウントの持ち主に削除していいかどうか尋ねる・確認が取れないが削除する場合は「ユーザーファイル履歴」でバックアップを取るなどして対処しましょう。

通常の方法でユーザープロファイルを削除する

エクスプローラーを起動して、左側のフォルダツリーから「PC」を右クリックして表示されるメニューの「プロパティ」をクリック
それでは、通常の方法でユーザープロファイルを削除する方法を説明します。

まずはエクスプローラーを起動して、左側のフォルダツリーから「PC」を右クリックして表示されるメニューの「プロパティ」をクリックしましょう。
システムウィンドウが開きます。左側メニューの「システムの詳細設定」をクリック
システムウィンドウが開きます。左側メニューの「システムの詳細設定」をクリックしましょう。
システムのプロパティが表示されるので、「詳細設定」タブを開き「ユーザープロファイル」項目の「設定」ボタンをクリック
システムのプロパティが表示されるので、「詳細設定」タブを開き「ユーザープロファイル」項目の「設定」ボタンをクリックしましょう。
「このコンピューターに格納されているプロファイル」一覧から削除したいユーザープロファイルをクリックして選択したら「削除」をクリック
ユーザープロファイルウィンドウが表示されます。「このコンピューターに格納されているプロファイル」一覧から削除したいユーザープロファイルをクリックして選択したら「削除」をクリックしましょう。
「次のユーザーのプロファイルを削除しますか?(ユーザー名)」と確認ウィンドウが表示されるので、「はい」をクリック
「次のユーザーのプロファイルを削除しますか?(ユーザー名)」と確認ウィンドウが表示されるので、「はい」をクリックすればユーザープロファイルが削除されます。

ユーザープロファイルが削除されると、合わせてユーザーフォルダも削除されます。設定情報である「ntuser.dat」「UsrClass.dat」「default.migrated」といった設定ファイルも削除されますよ。

ユーザープロファイルのフォルダを直接削除する

ユーザープロファイルが格納されているフォルダを直接削除することによっても、ユーザープロファイルを削除することが可能です。

一般的な方法ではないので、できるだけ「通常の方法でユーザープロファイルを削除する」の方法で削除することをおすすめします。

エクスプローラーで「C:\Users\」を開くと、ユーザーフォルダ一覧が表示されます。削除したいユーザープロファイルフォルダを右クリックして開き、メニューの「削除」をクリック
エクスプローラーで「C:\Users\」を開くと、ユーザーフォルダ一覧が表示されます。削除したいユーザープロファイルフォルダを右クリックして開き、メニューの「削除」をクリックしましょう。

これでユーザープロファイルが削除されます。設定の「ユーザープロファイル」でもユーザープロファイルが削除されていることが確認できます。

グレーアウトしてユーザープロファイルが削除できない場合

ユーザープロファイル
上記「通常の方法でユーザープロファイルを削除する」でユーザープロファイルを削除しようとしても削除ボタンがグレーアウトして削除できない場合があります。

「削除するユーザープロファイルのユーザーアカウントでログインしている」場合は削除ができないので、別の管理者権限を持つユーザーアカウントでログインして削除を行いましょう。

ただし、ログオフからユーザーアカウントを切り替えた場合、何故か切り替え前のユーザープロファイルが削除できないケースがあります。

また、削除するユーザープロファイルのアカウントがプロセスを使用している場合も削除できませんので、一度パソコンを再起動して別の管理者権限を持つユーザーアカウントでログインしてから削除を試してみましょう。


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