ディスプレイに縦線や横線など線が入る
使用しているディスプレイに縦線・横線が入ってしまい表示が崩れてしまった場合、直し方が分からなくて困ってしまう方も少なくないと思います。この記事では、ディスプレイに縦線や横線など線が入る場合の原因と対処法をご紹介していきます。
ディスプレイに縦線や横線など線が入る場合の原因と対処法
パソコンを再起動してみる
パソコンで何かしらの操作を行った際にディスプレイに縦線が入ってしまいそのままの状態になってしまった場合は、パソコンを再起動することで元に戻すことができます。
ディスプレイの接続ケーブルを差し直してみる
パソコンとディスプレイを接続しているケーブルが正常に接続されていないと、信号が送信できずにディスプレイに縦線・横線が入ってしまう原因となってしまいます。まずはパソコンとディスプレイを接続しているケーブルを両方とも抜いてから、差し直しましょう。これで直った場合は、ケーブルが正常に接続されていないことが原因となります。
差し直しても直らない場合で、他にディスプレイケーブルを所有している場合はそちらのケーブルを差してみて線が表示されるかどうか確認してみましょう。もし線が表示されなければ、元々使用していたディスプレイケーブルに問題があったということになります。
ディスプレイケーブルに変換アダプターを使用している場合
パソコン側とディスプレイ側の接続ポートが異なっている場合に、ディスプレイケーブルに変換アダプターを使用して接続を行うという環境もあるかと思います。この変換アダプターが故障していたり、変換アダプターの相性が原因となってディスプレイに縦線・横線が表示されてしまうこともあります。別の変換アダプターがあれば使用してみましょう。
パソコン側の解像度を適正なものに変更する
ディスプレイの解像度とパソコン側で設定している解像度が合っていない場合にも、ディスプレイに縦線・横線が走ってしまうことがあります。この場合はパソコン側の解像度を適正なものに変更することで対処することができます。ディスプレイの適正解像度は、説明書やそのディスプレイの公式サイトを確認して確かめておきましょう。
変更後のディスプレイを確認して問題がないようであれば、「変更の維持」をクリックして設定を完了しましょう。ちなみに、NVIDIA・AMDのグラフィックボードを搭載しているパソコンの場合は専用の設定アプリケーションから解像度の設定を行うこともできますよ。
グラフィックドライバーが破損している場合
何かしらのトラブルでグラフィックドライバーが破損している場合や古いグラフィックドライバーを使い続けている場合はグラフィックドライバーのアップデートを行うことで縦線・横線が表示されてしまうい症状を改善することができます。
グラフィックドライバーをアンインストールしたらパソコンを再起動しましょう。再起動後に、汎用のグラフィックドライバーが自動的にインストールされてディスプレイが表示されるようになります。もし使用しているグラフィックボードのメーカーがドライバーをWebサイト上で配布している場合は、ダウンロード・インストールを行いましょう。
液晶モニター・グラフィックボードが原因の場合
液晶モニター本体の劣化などが原因で縦線・横線・白い線が表示されてしまっている場合は、モニターを買い換える・修理に出すことで解決しましょう。同様に、グラフィックボードが原因の場合はグラフィックボードを変更することで解決可能です。
グラフィックボードを使用していて原因の切り分けを行う場合は、グラフィックボードではなくマザーボードにディスプレイケーブルを接続することで液晶モニターかグラフィックボードのどちらに問題があるのか切り分けられますよ。