Windows10でバックグラウンドプロセスを確認・停止させる方法!

Windows10でバックグラウンドプロセスを確認・停止させる方法!

Windowsのパソコンでは、常にシステムのバックグラウンドで動作している「バックグラウンドプロセス」というものが存在しています。この記事では、Windows10のパソコンでバックグラウンドプロセスを確認・停止させる方法についてご紹介しています。


目次[非表示]

  1. バックグラウンドプロセスとは?
  2. バックグラウンドプロセスの確認方法
  3. 不要なバックグラウンドプロセスを停止するメリット
  4. バックグラウンドプロセスの停止方法

バックグラウンドプロセスとは?

バックグラウンドプロセスという単語を聞いたことはありますか?バックグラウンドプロセスとは、パソコンのシステムが動作している時に表面上ではなく背後で実行されているプロセスのことを指します。例えばWindowsの自動更新などは目に見えないのにいつの間にか行われていますよね。これもバックグラウンドプロセスによるものです。

この記事では、Windows10でバックグラウンドプロセスを確認・停止させる方法をご紹介していきます。

バックグラウンドプロセスの確認方法

それでは、実際にバックグラウンドプロセスを確認してみましょう。当記事ではWindows10環境でのバックグラウンドプロセスの確認方法をご紹介します。

タスクマネージャーを起動
まずはデスクトップ画面下部のタスクバーの何もない場所で右クリックしてメニューを表示させ、「タスクマネージャー」をクリックしましょう。タスクマネージャーは「Ctrlキー+Shiftキー+Deleteキー」の同時押しでログオン画面を呼び出し、そこから表示させることもできます。
タスクマネージャーの「プロセス」タブの「アプリ」と「バックグラウンドプロセス」一覧

タスクマネージャーが起動します。「プロセス」タブを見ると「アプリ」と「バックグラウンドプロセス」一覧が表示されており、ここから動作しているバックグラウンドプロセスを確認することができます。バックグランドプロセスが多いことに驚く方もいらっしゃるかと思いますが、基本的に多くのプロセスが動作しているのでご安心ください。

また、Windows10では他にもアプリがバックグラウンドで動作する「バックグラウンドアプリ」というものが存在しています。バックグラウンドアプリを確認する方法を説明します。

スタートボタンをクリック→「設定」をクリック
デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「設定」をクリックしましょう。
「プライバシー」をクリック
「Windowsの設定」が表示されるので、「プライバシー」をクリックしましょう。
左側メニューの「バックグラウンドアプリ」をクリック
設定画面が開くので、左側メニューを下にスクロールして「バックグラウンドアプリ」をクリックしましょう。
バックグラウンドアプリの一覧
ウィンドウ右側にバックグラウンドアプリの一覧が表示されます。ボタンがオンになっているアプリが、バックグラウンドでも動作するものとなります。

不要なバックグラウンドプロセスを停止するメリット

バックグラウンドプロセスは、存在しているだけでメモリを消費しています。また、バックグラウンドプロセスが動作している時にはCPU使用率も高くなり、特に負荷がかかる動作を実行している場合にはパソコンの動作が重いなどの影響が出ます。なので、そういった動作の重いバックグラウンドプロセスを停止させることでパソコンが重くなった場合に対処したり、あらかじめ停止させておくことでスムーズにパソコンを動作させることができます。

また、バックグラウンドプロセスを停止することでその分のメモリの確保も行えます。メモリ使用率が高くなっている場合には、不要なバックグラウンドプロセスは停止させるようにするとパソコンでの作業時に余裕ができるでしょう。

バックグラウンドアプリも同様に、不要なものはオフにしておくことでスムーズにパソコンが動作しますよ。

バックグラウンドプロセスの停止方法

それでは、バックグラウンドプロセスの停止方法を説明します。バックグラウンドプロセスの中には、システムの動作に必要なプロセスもあります。間違ってそういったシステム関連のプロセスを停止させてしまうとパソコンの動作が停止してしまう可能性が高いので、自己責任で注意して行ってください。

停止させたいバックグラウンドプロセスを右クリックしてメニューの「タスクの終了」をクリック
バックグラウンドプロセスの停止方法は簡単です。タスクマネージャーを起動したら「プロセス」タブからバックグラウンドプロセスの一覧を表示させて、停止させたいバックグラウンドプロセスを右クリックしてメニューの「タスクの終了」をクリックすればバックグラウンドプロセスが停止します。

また、停止させたいバックグラウンドプロセスを左クリックで選択してタスクマネージャーウィンドウ右下の「タスクの終了」ボタンをクリックすることでバックグラウンドプロセスを停止させることができます。バックグラウンドプロセスを起動させずに削除したい場合は、そのプロセスを使用しているアプリのアンインストールなどが必要になります。

「アプリのバックグラウンド実行を許可する」ボタンをオフにする
Windows10のバックグラウンドアプリを停止させるには、バックグラウンドアプリ一覧を表示させて「アプリのバックグラウンド実行を許可する」ボタンをオフにすることでバックグラウンドアプリを一括で停止させることができます。個別にオン・オフを切り替えたい場合は「バックグラウンドでの実行を許可するアプリを選んでください」一覧からアプリごとにボタンのオン・オフを切り替えましょう。

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