Intel Delayed Launcherとは何?
Windows10のパソコンでは、バックグラウンドで様々なプロセスが動作しています。動作しているプロセスの中には必要なものから不必要なものまで様々なものが混ざっているため、必要のないプロセスは停止してパソコンの動作を軽くしたいと考えるユーザーも多いかと思います。
今回ご紹介するのは、Intel Delayed Launcherです。Intel Delayed Launcherとは、「Intel Rapid Storage Technology(インテル® ラピッド・ストレージ・テクノロジー)」の機能の一つです。Intel Rapid Storage TechnologyはパソコンのハードディスクドライブやSSDのアクセス速度を早くする・ドライブの電力消費を抑えてくれる・ストレージをウイルスやマルウェアから守る・復旧ポイントを作成してくれるといった機能を持っており、Intel Delayed Launcherはその中の「ストレージをウイルスやマルウェアから守る」役目をこなしています。つまり、セキュリティ対策として機能しているわけですね。
Intel Delayed Launcherは無効にしても大丈夫?
Intel Delayed Launcherは無効にしても大丈夫かどうか気になるユーザーの方もいらっしゃるかと思います。Intel Delayed Launcherの効果を実感できなかったり、アンチウイルスソフトを導入しているから不要だという方の場合は、Intel Delayed Launcherを無効化しても問題ないといえるでしょう。
Intel Delayed Launcher自体は便利な機能であるため基本的には無効にしないことをおすすめしますが、Intel Delayed Launcherはバックグラウンドプロセスとして常駐するのでパソコンの動作が重い時にタスクマネージャーを起動してみたらIntel Delayed Launcherが原因だった…というときは、無効にしてみてもいいでしょう。