Audacityで曲の途中に無音部分を追加する方法!【空白/間を開ける】

Audacityで曲の途中に無音部分を追加する方法!【空白/間を開ける】

一つの音声ファイルに複数楽曲が含まれていて、無音部分を追加して間を開けたい時があるでしょう。そういうときはAudacityで解決できます。今回はAudacityを使って無音部分を追加する方法や、既存の音声を無音化して無音部分を作る方法を解説します。


目次[非表示]

  1. Audacityで曲の途中に無音部分を追加したい
  2. Audacityで曲に無音部分を追加する方法

Audacityで曲の途中に無音部分を追加したい

録音した音声などを加工する際、意図的に無音部分を追加したいというときがあるでしょう。

そういうときは、Audacityを使うことでカンタンに無音部分を追加することができます。ノイズが発生している箇所を完全に削除して再生時間をキープしたまま無音化することも出来るので、不要な音が入っている時や間を開ける必要があるときなどはAudacityを使いましょう。

この記事でもAudacityを使って無音部分を追加する方法を解説しています。

Audacityで曲に無音部分を追加する方法

Audacityではカンタンに無音部分を追加することができます。

無音部分を挿入したいサウンドファイルをAudacityで読み込む
まずは無音部分を挿入したいサウンドファイルをAudacityで読み込ませましょう。
無音部分を挿入したい再生位置をクリック
読み込ませたら、無音部分を挿入したい再生位置をクリックします。
メニューの[ジェネレーター]->[Silence]をクリック
次に上部メニューの[ジェネレーター]->[Silence]をクリックします。

Audacityのバージョンによっては[Silence]ではなく[無音]と表記されていることもあるので注意してください。

無音部分の追加時間を指定して[OK]をクリック
無音部分追加設定の画面が開かれるので、何秒追加するのが指定して[OK]をクリックします。デフォルトでは30秒とかなり長めなので、しっかり変更するようにしてください。

一応プレビュー再生可能ですので、体感でどれくらい無音が続くのか試してみるのもおすすめです。

無音部分の追加
追加を完了するとこのように無音部分が追加されます。

無音部分で上書きされるのではなく無音を追加挿入するだけなので、音声の分割などに役立つでしょう。

既存の音声を上書きして無音化する場合は次の方法で無音部分を挿入します。

無音化したい箇所を範囲選択
まず、無音化したい箇所を範囲選択しておいてください。

次に先ほど解説した無音部分挿入と同じ手順で[ジェネレーター]->[Silence]をクリックします。

無音部分の追加設定画面
先程と同じく無音部分の追加設定画面が表示されますが、今回は初めから無音部分の継続時間が設定されています。

この時間が範囲選択している長さで、このまま[OK]を押すと範囲選択した箇所が無音化されます。この方法を利用すれば、再生時間を一切変えることなく無音化したい箇所を無音化することができます。

ノイズが入っている箇所を削除して、その後に無音部分を追加する場合は再生時間がミリ秒単位で変わってしまうことがありますが、この方法であればそのようなことは起きません。

もっと簡単な方法として、無音化したい範囲を選択した後にショートカットキー[Ctrl+L]を押す方法もあります。この方法なら範囲選択した箇所が即無音化されるので、無音化する箇所が多い場合に最適です。


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