Audacityでステレオからモノラルに変換したい
Audacityで、音声ファイルをステレオからモノラルに変換したいと思ったことはありませんか?ステレオ(stereo)は「立体的」という意味を持ち、ステレオ音声はLとR(左右)で異なる音声を流すことが可能となっているためその名の通り立体感を演出することができます。一般的にはステレオサウンドが主流ですね。
一方モノラル(monaural)は「一つの再生装置・録音装置を用いて行う放送・録音」のことを指しており、モノラル音声は一つのスピーカーで音声を再生する際に用いられます。古い時代の蓄音機やブラウン管テレビなどではスピーカーが一つしかないものが多く存在しており、モノラルサウンドに慣れ親しんでいたユーザーも少なくないかと思います。
以上のようにステレオとモノラルは異なるものですが、現代においても片耳イヤホンなどを使用しているためスマホやmp3プレイヤーに保存している音声をステレオからモノラルに変換したいというケースは少なくないかと思います。そこで、この記事ではAudacityでステレオからモノラルに変換する方法をご紹介していきます。
Audacityでステレオからモノラルに変換する方法
「ステレオトラックを分割」と「ステレオからモノラルに分割」の違いですが、「ステレオトラックを分割」で分割するとモノラルトラックが2つに分離して、それぞれ左チャンネルと右チャンネルへと設定されます。「ステレオからモノラルに分割」で分割した場合モノラルトラックが2つに分離されますが、どちうのトラックも「モノラル」へと設定されます。お好みの方法で、モノラルトラックへの変換をお行いましょう。