ラベルトラック機能とは?
Audacityにはラベルトラック機能という選択範囲の維持やトラック分割に役立つ機能が搭載されています。
ラベルトラック機能を使ってトラックに目印を付けておくことで、一つのトラックを複数ファイルに分割して出力できたり、無音部分の除外や後でエフェクトを付けるために予め範囲を指定しておくことができます。
一つのトラックを分割して複数ファイルの書き出しを行うときに使われることが多いため、この記事でも解説しています。
Audacityで音声を分割して書き出す方法
それではAudacityでラベルトラック機能を使用して音声を分割して書き出す方法を解説していきます。
ラベルの付け方
音声を分割して書き出す前に、ラベルの付け方や削除方法を見ていきましょう。
再生位置を指定するのではなく、範囲選択する必要があるので注意しましょう。
ラベル情報を保存したい場合はAudacityのプロジェクトファイルを保存するようにしてください。MP3ファイルなどの音声ファイルにラベル情報は保存されないため、プロジェクトを残しておかないとまた一からラベルをつけ直すことになります。
これでラベルトラックを追加できました。
また、この四角にラベルトラックの名前を入れることができるので、必要に応じて名前を設定して分かりやすくしておきましょう。
もっとラクにラベルトラックを追加したい場合は[Ctrl+B]キーでもラベルトラックを追加できます。ショートカットキーを使った方が簡単ですので、[Ctrl+B]キーでラベルトラックを追加できることを覚えておくことをお勧めします。
分割書き出し
ラベルトラックさえ設定してしまえば、ラベルトラックが自動分割され、MP3形式で一括出力することができます。
ラベルトラック名を出力ファイル名に使用できるので、わかりやすいように何か名前を付けてことをお勧めします。
MP3形式以外の形式で保存したい場合は好きな形式を選択してください。