2020年11月02日

VLCでアップスケーリングして再生する方法を紹介！

古い動画ファイルなど、解像度の低い動画の解像度を高くする「アップスケーリング」で動画を再生したいという場合、VLCメディアプレイヤーを使用してみましょう。この記事では、VLCメディアプレイヤーでアップスケーリングして再生する方法をご紹介しています。

目次[非表示]

アップスケーリングとは？
VLCでアップスケーリングして再生する方法

アップスケーリングとは？

アップスケーリングとは、動画のファイルを元の画質よりも多い画素数のものに変換することです。「アップコンバート（アプコン）」とも呼ばれています。

古い動画ファイルで画質が低い場合、アップスケーリングを行うことによって高画質にして再生することができますよ。人気のフリーソフト・VLCメディアプレイヤーでもアップスケーリングを行うことで動画を高画質にして再生することができますよ。

VLCでアップスケーリングして再生する方法

ウィンドウ上部メニューの「ツール」を開いて「設定」をクリック — それでは、VLCメディアプレイヤーでアップスケーリングで再生する方法を説明します。まずはウィンドウ上部メニューの「ツール」を開いて「設定」をクリックしましょう。

「インターフェース」の項目の「設定の表示」を「すべて」に変更 — デフォルトでは「シンプルな設定」が表示されます。「インターフェース」をクリックして開き、ウィンドウ下部の「設定の表示」を「すべて」に変更しましょう。

「詳細設定」のメニューから「ビデオ」項目の「フィルター」をクリック — 設定が「詳細設定」に変更されます。左側メニューから「ビデオ」項目の「フィルター」をクリックしましょう。

「フィルター」の設定一覧 — 「フィルター」の設定一覧が表示されるので、「シャープネスビデオフィルター」・「高品質な3Dノイズ除去フィルター」・「デインタレースビデオフィルター」のチェックボックスをオンにしましょう。環境によっては「ビデオの後処理フィルター」のチェックボックスもオンにしてみてもいいかもしれませんが、動画を再生した時にエラー落ちしてしまう場合はチェックを外しましょう。

シャープネスビデオフィルターの「シャープネスの強さ」を「0.10」に変更 — 次に「シャープネス」をクリックして開き、シャープネスビデオフィルターの「シャープネスの強さ」を「0.10」に変更しましょう。

「スケーリング」を開き、「スケーリングモード」が「Bicubic（高品質）」であることを確認 — 最後に「スケーリング」をクリックして開き、ビデオスケーリングフィルターの「スケーリングモード」が「Bicubic（高品質）」になっていることを確認したらウィンドウ右下の「OK」をクリックして設定を保存しましょう。

これでアップスケーリングの設定は完了です。動画を再生してみて、高画質になっているかどうか確認してみましょう。もし動画のfpsを落とすことになったり、あまり画質が変わらない・再生がおぼつかなくなってしまう場合は元の設定に戻しましょう。

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