フォルダーリダイレクトとは?設定方法をご紹介!

フォルダーリダイレクトとは?設定方法をご紹介!

Windowsのパソコンでは、フォルダーリダイレクト機能を使用してユーザーフォルダなどのデータをファイルサーバーで参照できるように設定することが可能となります。この記事では、フォルダーリダイレクトとは何なのか・また設定方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. フォルダーリダイレクトとは?
  2. フォルダーリダイレクトの設定方法

フォルダーリダイレクトとは?

Windowsのパソコンでは、「フォルダーリダイレクト」という機能があります。フォルダーリダイレクトは、Windowsにログインした時にファイルサーバーからプロファイルやユーザーファイルをローカルで使用できるようにする機能です。

簡単に言うと、本来Cドライブのユーザーフォルダにあるデータをファイルサーバーから参照できるようになります。この記事では、フォルダーリダイレクトの設定方法をご紹介していきます。

フォルダーリダイレクトの設定方法

プロパティの「共有」タブの「ネットワークのファイルとフォルダーの共有」の「共有」をクリック
それでは、フォルダーリダイレクトの設定方法を説明します。まずはフォルダーリダイレクトさせたいフォルダを右クリックしてメニューの「プロパティ」を開きます。プロパティウィンドウの「共有」タブをクリックして「ネットワークのファイルとフォルダーの共有」の「共有」をクリックしましょう。
プルダウンメニューからユーザーを検索して「追加」でユーザーを設定→「共有」をクリック
ファイルの共有ウィンドウが開くので、プルダウンメニューからユーザーを検索して「追加」でユーザーを設定します。この例では「Everyone」を設定していますが、基本的にはユーザーかグループを設定しましょう。追加が完了したら「共有」をクリックします。
「終了」をクリック
フォルダが共有されたことを確認したら、「終了」をクリックしましょう。
「セキュリティ」タブでユーザー・グループを選択して「編集」をクリック
再びフォルダのプロパティウィンドウに戻り、「セキュリティ」タブでユーザー・グループ(画像ではEveryone)を選択して「編集」をクリックしましょう。
「フルコントロール」の「許可」チェックボックスをオンにする→「OK」をクリック
アクセス許可の一覧から「フルコントロール」の「許可」チェックボックスをクリックしてオンにしてから「OK」をクリックします。プロパティウィンドウに戻ったら再度「OK」をクリックして終了しましょう。

次に「Windowsキー+Rキー」の同時押しで「ファイル名を指定して実行」を呼び出し、「gpedit.msc」と入力してグループポリシーエディタを呼び出します。グループポリシーエディタで対象のOUを右クリックして「このドメインにGPOを作成し、このコンテナーにリンクする」をクリックして「新しいGPO」に名前を付けて保存します。保存したGPOを右クリックしてメニューの「編集」を開き、「グループポリシー管理エディター」から「ユーザーの構成」→「Windowsの設定」→「フォルダリダイレクト」を開き、「ドキュメントのプロパティ」で「対象のフォルダーの場所」・「ルートパス」を指定して「OK」をクリックすることでフォルダリダイレクトの設定は完了です。解除するには、パスを元に戻せばOKです。


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