Windows10で署名なしのドライバーがインストールできない問題

Windows10のパソコンでは、セキュリティ対策の一貫としてデジタル署名情報が入っていないドライバーがインストールできません。ですが、古い機器のドライバーをインストールしたい場合にこの警告が出てインストールできなくて困っている方もいらっしゃるかと思います。
署名なしのドライバーをインストールするには、Windowsをテストモードで起動することでインストールできるようになりますよ。この記事では、Windows10で署名なしのドライバーがインストールできない場合の対処法をご紹介していきます。
ただし、署名なしのドライバーは出どころが分からないものの場合セキュリティリスクがつきまとっていることは十分に承知した上でインストールを行ってください。
Windows10で署名なしのドライバーがインストールできない場合の対処法
BIOS画面でセキュアブートを解除する
Windows10をテストモードで起動するには、BIOSのセキュアブートを解除しておかなければいけません。セキュアブートを解除しないと署名のないドライバーがインストールできないので、必ずセキュアブートは解除しましょう。まずはパソコンを再起動して、メーカーロゴが出ている間にキーボードの「F2」や「Del」キーを連打することでBIOS画面に移行しましょう。
※BIOS画面に移行するためのキーですが、メーカーごとにBIOSへの移行キーが異なる場合があります。F2やDelキーで移行できない場合は、自分のPCのメーカーや型番で移行キーを検索してみましょう。

テストモードを有効にする



あとはスタートメニューの電源メニューを開いて、「Shift」キーを押しながら「再起動」をクリックしましょう。起動オプション画面が表示されるので、「トラブルシューティング」→「詳細オプション」→「スタートアップ設定」の順にクリックして進み、「再起動」ボタンをクリックして再起動しましょう。
再起動後にスタートアップ設定が表示されるので、「F7キー」を押して「ドライバー署名の強制を無効にする」を実行して起動しましょう。
Windows SmartScreenを無効化する



テストモードの解除方法
署名なしのドライバーのインストールが完了したら、テストモードを解除しておきましょう。
