UDPのポートを使っているプログラム一覧を確認したい
Windowsのパソコンでは、アプリケーションがTCP・UDPポートでインターネットに接続してデータを送受信しようとするとファイアウォールによる接続確認が行われます。ただ、どのアプリケーションがUDPポートを使用しているか分からないケースもあるかと思います。
UDPポートを使用しているアプリケーションを確認していないと、いつの間にかマルウェアが入っていた…などのセキュリティトラブルを起こしかねないので、使用しているアプリケーションを確認しておきましょう。この記事では、UDPのポートを使っているプログラム一覧を確認する方法をご紹介していきます。
UDPのポートを使っているプログラム一覧を確認する方法
それでは、UDPのポートを使っているプログラム一覧を確認する方法を説明します。まずはデスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windowsシステムツール」フォルダを展開して「コマンドプロンプト」をクリックしましょう。
コマンドプロンプトが起動します。「netstat -ano」とコマンドを入力してEnterキーを押しましょう。
TCPとUDPの開いているポートの一覧が表示されます。UDPの一覧までスクロールしたら、一番右側に表示されているPID(プロセスID)の番号を控えておきましょう。
PIDのアプリケーションが何なのか確認するには、「tasklist /svc /fi "PID eq <PID>」コマンドを入力してEnterキーを押しましょう。するとそのアプリケーション名とPID・サービスの状態が表示されますよ。
また、タスクバーの何もないところで右クリックしてメニューの「タスクマネージャー」を起動して、「プロセス」タブの「PID」一覧から対応した数字のプロセスを確認することでもアプリケーションを特定することができます。「PID」一覧がない場合は上部カテゴリーを右クリックしてメニューから追加しましょう。