Androidのスマホにはデフラグは必要?
Androidスマホの動作が重い時、パソコンのようにデフラグをしたいと思ったことはありませんか?
デフラグとは、ハードディスクに書き込まれているファイルの位置を綺麗に並べ直し断片化を解消することをいいます。デフラグで断片化を解消することで、パソコンの動作が軽くなります。
Androidスマホでもデフラグをし断片化を解消したらAndroidスマホが軽くなるのでは?と思うかもしれませんが、結論から言うとAndroidスマホにはデフラグは必要ありません。
どうしてAndroidスマホにはデフラグが必要ないの?断片化を解消した方がAndroidスマホが軽くなるんじゃないの?と疑問に思うユーザーの方もいらっしゃると思います。
理由は2つあります。下記で詳しく解説します。
デフラグアプリがない
まず1つ目の理由は、デフラグアプリがAndroidスマホにはないという事です。パソコンでは内部ストレージにハードディスクが用いられていますが、Androidスマホでは内部ストレージにフラッシュメモリが用いられています。
Androidスマホの内部ストレージに用いられているフラッシュメモリは、書き込み回数が3万回が限界といわれています。
デフラグをすると大量に書き込みをするため、Androidスマホの寿命がきてしまいます。
そのためデフラグアプリはありません。
Google Playで探すと一応デフラグアプリはありますが、怪しいアプリなので注意してください。
フラッシュメモリを使っているから
先ほど解説した通りAndroidスマホでは内部ストレージにフラッシュメモリを使っています。フラッシュメモリはデータが断片化していても読み込みに時間があまりかからないので、デフラグで断片化を解消する必要がありません。
Androidのスマホが重い場合の対処法
Androidのスマホの動作が重い場合の対処法を紹介します。
自動最適化を使う
Androidスマホには『自動最適化』という機能があるAndroidスマホがあります。この『自動最適化』をオンにしておけば自動でAndroidを最適化してくれます。『自動最適化』の設定方法は下記の通りです。
再起動する
Androidスマホの動作が重い時は、ひとまずAndroidスマホを再起動させてください。再起動させることでメンテナンスされ、動作が軽くなる可能性があります。簡単にできるのでお勧めです。
起動しているアプリを閉じる
Androidスマホでゲームなどをした後、アプリをきちんと閉じていますか?ホームボタンをタップしてアプリを終了させているというユーザーもいらっしゃると思いますが、ホームボタンを押しただけではアプリは終了していません。
他にもAndroidスマホを軽くする方法はあります。気になるユーザーの方はぜひ下記の『Androidを高速化・軽量化する方法7選!重いAndroidを軽くしよう』の記事を参考にしてみてください。