Androidの「.thumbnails」フォルダは削除しても大丈夫？削除方法を紹介！

ストレージの中のファイル容量が大きい不要ファイルを探していくと、「.thumbnails」という意味不明なフォルダを見つけると思います。この.thumbnailsフォルダはかなりの容量を食っていることが多いものの、自分でデータを保存するのに使うフォルダではないので消してはいけないファイルなのではないか？と躊躇してしまいますよね。

この記事では、Androidスマホのストレージ内に存在する「.thumbnails」フォルダは一体どういったフォルダなのか・削除しても大丈夫なのかどうかを説明していきます。

「.thumbnails」フォルダは、Androidスマホの内部ストレージやmicroSDカードの中に作成され、AndroidスマホやmicroSDに画像を追加した状態でギャラリーアプリを開くほどフォルダにサムネイルが追加されるので、容量が増えていきます。

また、それら画像のキャッシュとして「thumbdata3」というファイルが作られることもあり、これもストレージの容量を大幅に食っていきます。

​​​​​​​「.thumbnails」フォルダの詳しい場所は、ほとんどのAndroidスマホ・microSDであれば「DCIM」フォルダ内に作成されています。稀に、内部ストレージ直下に作成されることもあります。

さて、この「.thumbnails」フォルダは消してはいけないファイルなのかどうか気になりますよね。安心してください、「.thumbnails」フォルダは消しても問題ありません。

ただし、「.thumbnails」フォルダを削除してもまたギャラリーアプリを起動すると「.thumbnails」フォルダが作成されてしまうのが厄介です。それでは、次の項目で「.thumbnails」フォルダを削除する方法と再度「.thumbnails」フォルダを作成させない方法をご紹介します。

お使いのAndroidスマホにファイラーアプリが搭載されているのであればそれを使えばOKですが、もし搭載されていない場合はファイラーアプリを導入する必要があります。下記リンク先の記事でおすすめのファイラーアプリを紹介していますので、好みのものをインストールしましょう。

キャッシュデータの「thumbdata3」も、同様に削除を行いましょう。

※「.thumbnails」フォルダはシステムフォルダなので、隠しフォルダになっていて表示できない場合があります。ファイラーアプリの設定で「隠しファイルを表示する」設定をオンにしましょう。

今後「.thumbnails」フォルダを作らせないための予防方法を紹介します。

内部ストレージに「.thumbnails」フォルダを作らせないように、スマホ内の画像データをmicroSDやクラウドドライブに移動してしまいましょう。

そして、カメラアプリやブラウザの画像保存先をmicroSDにしておくことで内部ストレージを使わないように設定しましょう。これで、「.thumbnails」フォルダを内部ストレージに作らせないように予防することができます。

この作業を行うとギャラリーアプリが「.thumbnails」フォルダをすでにあるものと認識してデータを作らなくなるので、フォルダにデータが溜まることによる内部ストレージ圧迫を防ぐことができますよ。

Androidの「.thumbnails」フォルダは削除しても大丈夫？削除方法を紹介！いかがでしたでしょうか。

謎のフォルダ・thumbnailsの意味は「サムネイル」で、「.thumbnails」フォルダはギャラリーアプリのサムネイル画像を保存しておくフォルダとなっています。削除しても大丈夫なフォルダなので内部ストレージが圧迫されている場合は削除してしまいましょう。削除した後に画像をmicroSDに移す・microSDに画像を保存するように設定することで、サムネイルが溜まることによる内部ストレージの圧迫を予防することができますよ。

Androidスマホのストレージの空き容量を更に増やしたいという方は、下記リンク先の記事も参考にしてみてくださいね。