Androidのテキストエディタの選び方
ほとんどのAndroidには、Androidメーカーが用意したメモ帳アプリが標準インストールされています。
これをテキストエディタとして使うこともできるのですが、標準のメモ帳アプリは最小限の機能しか用意されていないことが多く、使い勝手はあまり良くありません。
ですが、Google Play Storeを覗くとたくさんの有用なテキストエディタが存在します。目的によって選び方を考える必要があるので、テキストを選ぶポイントについて軽く紹介します。
広告の有無
無料で利用できるAndroidアプリの多くは広告が表示されます。ですが、中には広告が一切表示されない完全無料のテキストエディタアプリも存在します。
また、広告が表示されるといっても通常利用において全くストレスにならないものだったり、突然画面いっぱいに表示されてしまうものまであるので、一概に「広告がついているテキストエディタは使いにくい」というわけではありません。
PDFビューワーなど特殊機能があるかどうか
テキストエディタと言うと、ただただ文字を書いて残せるアプリと思うかも知れません。
ですが、機能性に優れているテキストエディタはPDFなど通常のテキストデータではないものも閲覧できたり、プログラマにとって便利なシンタックスハイライト機能が搭載されていることもあります。
ただテキストを書く以外の機能も求めている場合はそういった機能にも注目すると良いでしょう。
使い勝手
シンプルなものではありますが、使い勝手も大切です。いろんな機能が盛り沢山なテキストエディタでも、使い勝手が悪ければストレスが溜まってしまいます。
ただただ授業のレポートを取りたいだけなど、特別な機能が一切必要ないという場合はあえてシンプルなテキストエディタアプリを選ぶのも賢い選択です。
Androidのおすすめのテキストエディター3選
それでは、Androidで使える便利なテキストエディターアプリを三つ紹介します。
Clevノート
- 作成したテキストファイルのフォルダ分け
- メモごとにリマインダーの設定
- 勝手に覗き見られないためのパスコードロック
- 機種変更時にテキストファイルを惹きつけるバックアップ機能(Googleドライブを使用)
- テーマ変更機能
などなど、たくさんの機能がコンパクトにまとまっています。多機能だから覚えるのが大変と思うかも知れませんが、そういう心配もありません。
特に、テキストファイルをフォルダ分けして管理できるのはなかなかのメリットであり、月別レポートの管理やタスク内容別にメモを管理するなど、様々な使い方が出来ます。
ただし、ときどきテキストデータを保存する際に動画広告(5秒でスキップできるタイプ)が再生されるのがデメリットです。広告を完全に無効化したい場合は有料のプレミアムバージョン(680円)に切り替える必要があります。
メモ帳
とにかくシンプルなテキストエディタで十分なら、「メモ帳」というアプリがオススメです。
機能がとても少ないため使い勝手は抜群で、直感的に利用できます。
また、メモに書いたものをほかのアプリにシェアすることもできるため、ツイートしたい内容をメモに書きまとめてそのままツイートするといったことも可能です。
編集画面には一切表示されませんのでストレスを感じることはないでしょう
Qreatia Free
HTMLプレビュー機能も備わっているため、HTMLビューワーとしても利用できる特徴があります。iframeタグにも対応しているので、書き方さえ知っていたらWeb上のPDFやサイトを閲覧できるPDFビューワー・サイトビューワーとしても利用可能です。
何より広告が一切ない上に無料で利用できるので、HTML編集をせずただただ文章作成できるテキストエディタとして使いたい方にもオススメです。
少しだけ他のテキストエディター前と比べるとクセはありますが、慣れてしまえば問題ないでしょう。