Excelで箱ひげ図を作成したい
統計グラフの一つとして、「箱ひげ図」が存在しています。箱ひげ図というのはデータを可視化するためのグラフの種類の一つで、データの分布・レンジを把握するために使用することの多いグラフです。
箱ひげ図は「ひげ」と呼ばれる棒線の部分と「箱」と呼ばれる長方形で構成されます。ひげの天井と底面がそれぞれ最大値・最小値を表しています。最大値と最小値の間は4区間で構成されています。箱の区切られている小さい方が25%目のデータ・箱の中央に表示されている横線が50%目のデータ・大きいの箱が75%目のデータを表しています。また、箱の真ん中には緑色の×マークで平均値が表示されます。
箱ひげ図はデータのばらつき具合が視覚的に把握しやすいため、データ分析・改善のために使用することをおすすめします。
Excelで箱ひげ図の作り方
箱ひげ図の作成方法(Excel 2016以降)
書式設定
Excel 2013以前の箱ひげ図の作成方法
- 最小値:=MIN(B2:B16)
- 25%:=QUARTILE.INC(B2:B16,1)
- 中央値:=QUARTILE.INC(B2:B16,2)
- 75%:=QUARTILE.INC(B2:B16,3)
- 最大値:=MAX(B2:B16)
- 最小値:=MIN(B2:B16)
- 25%:=G4-G3
- 中央値:=G5-G4
- 75%:=G6-G5
- 最大値:=G7-G6