削除したスプレッドシートを復元したい
Googleスプレッドシートで、削除してしまったスプレッドシートのファイルを復元して使いたい・またスプレッドシート内で大幅な変更を行ったり間違ってデータを削除してしまった際に元に戻す方法を知りたいという方もいらっしゃるかと思います。
Googleスプレッドシートで取り扱っているファイルはGoogleドライブへと保存されているため、Googleドライブから復元することが可能です。またシート内で変更を行ってしまったケースの場合も履歴から復元できるため、削除から時間が空いてなければ復元できる可能性は高いですよ。この記事では、削除したスプレッドシートを復元する方法をご紹介していきます。
削除したスプレッドシートを復元する方法
Googleドライブから削除したスプレッドシートを復元する方法
Googleスプレッドシートのファイルは、冒頭で説明している通り基本的にはGoogleドライブのマイドライブへと保存されます。マイドライブからゴミ箱にスプレッドシートのファイルを送って削除した場合、30日が経過して完全削除される前であれば復元することができます。下記リンクからGoogleドライブにアクセスしたら、左側メニューの「ゴミ箱」をクリックしましょう。
ゴミ箱の中身が表示されるので、復元したいスプレッドシートを右クリックしてメニューの「復元」をクリックするか、画面右上に表示されている「ゴミ箱から復元」ボタンをクリックすることでマイドライブへとスプレッドシートのファイルが移動します。
マイドライブに戻って、スプレッドシートが復元されているかどうか確認しましょう。ファイルが復活していれば、復元は完了です。
スマホ版スプレッドシートでスプレッドシートのファイルを削除した場合も、Googleドライブのゴミ箱にファイルが移されています。Googleドライブアプリを起動したら画面左上のメニューボタンをタップしてメニューを開き、「ゴミ箱」をタップしましょう。
ゴミ箱の中身が表示されます。削除したスプレッドシートの右側に表示されているメニューボタンをタップしましょう。
画面下部にメニューが表示されるので、「復元」をタップしましょう。これでマイドライブへスプレッドシートのファイルが復元されるので、マイドライブへ戻ってファイルが復活しているかどうか確認しましょう。スプレッドシートの変更履歴から復元する方法
編集中のスプレッドシートの中身を間違えて丸ごと削除してしまったなどの理由で復元を行いたい場合は、スプレッドシートの変更履歴を確認してみましょう。スプレッドシートでは編集を行うと変更履歴が保存されるようになっており、変更履歴を確認して復元したいタイミングで履歴が保存されていれば履歴からスプレッドシートを復元することができますよ。
注意点としては、この方法で復元を行いたい場合は権限が「オーナー」か「編集者」である必要があります。閲覧者権限では復元操作ができないので、オーナーか編集者へ復元してもらうように要請してみましょう。
復元したいスプレッドシートを開いたら、画面上部の「最終編集:~前」となっている部分をクリックしましょう。これで変更履歴を開くことができます。
画面右側に変更履歴が表示されるので、履歴一覧から復元したいタイミングの履歴を選択します。項目の右上にメニューボタンが表示されるのでクリックしてメニューを開き、「この版を復元」をクリックしましょう。
「この版を復元しますか?」と表示されるので、「復元」ボタンをクリックしましょう。これでスプレッドシートを以前の状態に復元することができます。