リフレッシュレートとは?
『リフレッシュレート』をご存じですか?聞いたことがあるけどリフレッシュレートって何?と疑問に思っていたユーザーの方もいらっしゃると思います。
リフレッシュレートは、1秒間に画面が何回切り替わったかを表します。リフレッシュレートの単位は『Hz』で『ヘルツ』と読みます。例えば60回なら60Hzと表します。パラパラ漫画のように数字が大きければ大きいほど、画面が滑らかになります。リフレッシュレートの速度は人の目では分かりませんが、リフレッシュレートが低いと画面がちらつくなど違和感を感じることがあります。ちらつきが多いと画面に集中できなくなるという問題もあり、リフレッシュレートはなるべく高い方が快適に画面を見ることができます。
また、ゲーミングPCの場合はゲーミングモニターのリフレッシュレートが重要になります。
敵の動きは画面の動きが滑らかな方がよく分かり、たくさんのメリットがあります。しかしパソコンの場合はモニターのリフレッシュレートが高くてもパソコンの映像出力が低い場合、本来の性能を十分に発揮できないので注意してください。
iPhoneの主要機種のリフレッシュレート一覧
iPhoneの主要機種のリフレッシュレートを知っていますか?iPhone 13 Pro、Pro Maxでは最大120Hzという滑らかさになっています。
それぞれの機種のリフレッシュレートは下記の通りです。
機種 | リフレッシュレート |
iPhone 13 Pro | 120Hz |
iPhone 13 Pro Max | 120Hz |
11インチiPad第1世代~第3世代 | 120Hz |
12.9インチiPad Pro第2世代~第5世代 | 120Hz |
iPhone 13 | 60Hz |
iPhone 13 mini | 60Hz |
iPhone 13シリーズでもiPhone 13とiPhone 13 miniは60Hzです。iPhone 13シリーズより以前のiPhoneは60Hzでした。120Hzと60Hzでは2倍速さが違います。
2倍違ってもあまり違いが分からない・・・というユーザーの方がいらっしゃると思いますがTwitterなど文字がたくさん書かれている画面をスクロールすると分かりやすいと思います。60Hzの方は早くスクロールすると何を書いているのか分からない所がありますが、120Hzなら分かります。
一方でアプリもリフレッシュレート120Hzに対応していない場合、違いが分かりません。
例えばYouTubeなどの動画アプリは60fpsなのでリフレッシュレートが120Hzでも違いは分かりません。
iPhoneのリフレッシュレートを上げ下げするには?
iPhoneのリフレッシュレートが高いと画面が滑らかになるなどメリットがありますが一方で、画面の切り替わる回数が増えるので電池の減りが早くなるというメデリットがあります。iPhoneではリフレッシュレートを上げたり下げたりすることができます。方法は下記の通りです。
- iPhoneの『設定』アプリを開き『アクセシビリティ』をタップします。
- 『アクセシビリティ』が開いたら『動作』をタップします。
- 『動作』が開いたら『フレームレートを制限』をオンにしてください。
これでリフレッシュレートを下げることができました。リフレッシュレートを上げる場合は『フレームレートを制限』をオフにすればまたリフレッシュレートを上げることができます。