Excelでクロス検索する方法をご紹介!

Excelでクロス検索する方法をご紹介!

Microsoft Excelで、クロス検索を行いたいと思ったことはありませんか?シートの表の中から、特定の行と列が交差しているセルのデータを取得してみましょう。この記事では、Microsoft Excelでクロス検索する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelでクロス検索したい
  2. Excelでクロス検索する方法

Excelでクロス検索したい

Microsoft Excelで、クロス検索を行いたいと思ったことはありませんか?表の中から行と列が交差するセルのデータを抽出するには、特定の関数を使用してみましょう。この記事では、Excelでクロス検索する方法をご紹介していきます。

Excelでクロス検索する方法

例表
それでは、Excelでクロス検索する方法を説明します。この記事では、画像の表からクロス検索を行い対象の条件を抽出します。
XLOOKUP関数を使用

Excel2021以降のバージョンであれば「XLOOKUP関数」が使用でき、縦方向と横方向の検索のどちらも行うことができるので関数を組み合わせる必要がなくXLOOKUP関数単体でクロス検索が行えるのが便利ですね。

XLOOKUP関数の数式は「=XLOOKUP(検索値,検索範囲,戻り範囲,見つからない場合,一致モード,検索モード)」となっています。画像では「H3」セルでB列のエリアから「B」を・「I3セル」で2行目の月から「8月」を指定した状態でI3セルに「=XLOOKUP(I3,C2:F2,XLOOKUP(H3,B3:B7,C3:F7))」と数式を入力しています。

条件にマッチした数値が出力された
これで、条件にマッチングしたE4セルの数値「56710」が出力されました。XLOOKUP関数でのクロス検索は、このようにして行いましょう。
「INDEX関数」と「XMATCH関数」
他の方法としては、「INDEX関数」と「XMATCH関数」を組み合わせて使用する方法もあります。XMATCH関数もExcel2021以降のバージョンで使用可能な関数で、指定したセル範囲内で検索を行い相対的な位置を返す関数です。

セル範囲にある指定した行と列が交差しているセルの値を返すことのできるINDEX関数と合わせることで、クロス検索を行うことができます。=INDEX(C3:F7,XMATCH(H3,B3:B7),XMATCH(I3,C2:F2))とすることで、クロス検索が行われて対象のセルを抽出させることができますよ。

もしExcel2019以前のバージョンを使用している場合は、「VLOOKUP関数」と「MATCH関数」を組み合わせてもクロス検索を行うことができます。「=VLOOKUP(H3,B2:F7,MATCH(I3,B2:F2,0),FALSE)」とすることで、対象のセルの抽出ができますよ。

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