VLOOKUP関数で完全一致で検索したい
![](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/089/530/original.png?1665053763)
Excelを使用していて、完全一致検索を行いたいというシーンは多いですよね、完全一致検索に使用する関数といえば、「VLOOKUP関数」です。
VLOOKUP関数の数式は「=VLOOKUP(検索値, 範囲, 列番号, 検索の型)」で、特に重要なのが検索の型です。検索の型には「TRUE」と「FALSE」の2種類があり、違いとしては「TRUE」が近似値検索・「FALSE」が完全一致検索となります。この記事では、VLOOKUP関数で完全一致で検索する方法をご紹介していきます。
VLOOKUP関数で完全一致で検索する方法
![D3セルに「=VLOOKUP(B3,B6:C10,2,FALSE)」と入力](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/089/523/original.jpg?1665052246)
![完全一致する値がないため「#N/A」と表示されている](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/089/525/original.jpg?1665052394)
こちらは検索値を「140」としていますが、検索の型が「FALSE」の場合は完全一致する値がある場合のみ返すためエラーが表示されていますね。「スコア」列に「140」が存在していないため、完全一致するデータがないためエラーが返っています。このことから、検索範囲に完全一致する数値がないことが分かります。
![C3セルに「=VLOOKUP(B3,B6:C10,1,TRUE)」と入力すると近似値の「150」が表示された](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/089/527/original.jpg?1665053103)
![D3セルの数式を「=IF(B3=C3,VLOOKUP(B3,B6:C10,2,TRUE),"完全一致×")」に変更](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/089/528/original.jpg?1665053257)
![検索値を「150」に変更](http://cdn2.aprico-media.com/production/imgs/images/000/089/529/original.jpg?1665053559)
検索値を「150」に変更しました。すると「確認」と等しくなるため完全一致となり、「結果」に「A+」が表示されました。基本的に完全一致で検索を行うにはFALSEを使うことになりますが、TRUEではIF関数を併用することでこういった使い方もあるということを覚えておくと便利ですよ。