Wordでフローチャートを作成する方法を紹介!【フロー図/作り方/矢印】

Wordでフローチャートを作成する方法を紹介!【フロー図/作り方/矢印】

マニュアルや企画書などでよく使われるフローチャートは、Wordでも作成することができます。本記事ではWordで図や矢印などを挿入しフローチャートを作成する方法と、SmartArtという機能でテンプレートを使いフローチャートを作成する方法をご紹介します。


目次[非表示]

  1. Wordでフローチャートを作りたい
  2. Wordでフローチャートを作成する方法
  3. Wordでフローチャートの作り方のコツ

Wordでフローチャートを作りたい

フローチャートとは?

フロー図

フローチャートとは物事のプロセスの手順を示す図です。

マニュアルを作成する際に作業プロセスを示すために使ったり、提案書や企画書でプロセスを分かりやすく見せるために使ったりします。キレイに見やすく資料を作成するのはとても大事なので仕事で使う場面も多々ありますよね。

Wordでフローチャートは作れる?

Wordはみなさんご存知の文書作成ソフトですが、図・矢印・コネクタを使ってフローチャートを作成することができます。

フローチャートが作成できるソフトはフリーソフトでも複数存在しますが、会社で使うとなると申請が必要な場合があったり、何人かで共有するには各パソコンにインストールする必要があったりして手間がかかってしまうことも多いです。

ですので一般的に会社のパソコンに搭載されているWordで、フローチャートが作れるのはとても便利です。

フローチャート作成方法をご紹介

Wordには様々なデザインのフローチャートテンプレートも用意されています。
ここではWordでフローチャートを作成する方法をご紹介していきます。ぜひ皆さんの資料作成に役立ててください。

Wordでフローチャートを作成する方法

Wordでフローチャートを作成するには、主に2つの方法があります。同じ「挿入タブ」内の機能である「図形」を使った方法と「SmartArt」を使った方法です。この2つを順にご紹介していきます。

図形を使用する

「挿入タブ」内にある「図形」を選択
「挿入タブ」内にある「図形」を選択します。
様々な種類の図形が用意
するとこのように様々な種類の図形が用意されています。

ここから好みのデザインを選び、組み合わせてフローチャートを作っていきましょう。
図形を組み合わせる
図形を挿入して組み合わせ、流れ(フロー)を作ります。テキストの記入、図形や文字色の変更、配置の変更等で見やすいように工夫してみましょう。

また効果的であれば枠線の変更、影の追加、透過性の変更等、書式加工を加えてみても良いでしょう。
図形の書式設定
挿入した図形を選択している時に表示される「図形の書式設定タブ」に、見た目を編集する機能が多く用意されています。

SmartArtを使用する

「挿入タブ」内にある「SmartArt」を選択
「挿入タブ」内にある「SmartArt」を選択します。
SmartArtリスト

SmartArtには様々なデザインのテンプレートが既に用意されているので、書き方に困らなくていいのが便利なところです。これを使うだけでキレイにフロー図を作ることができます。

テンプレートを使用
SmartArtから選択したデザインを使って簡単にフロー図を作ってみました。
テキスト編集画面
SmartArtはテキスト編集の画面があり、ここでテキストを記入することができます。テキストの構成や配置もデザインされているので必要に応じて不要な部分を削ったり、更に箇条書き項目を追加したりして適宜調整してください。
SmartArtのデザインタブ
挿入したフロー図を選択している時に表示される「SmartArtタブ」から、デザインの変更をしたりデザイン内に図形を追加したり、配置を入れ替えたりする機能を使うこともできます。
横の「書式タブ」にも配色や配置等の見た目を設定する機能があるので使ってみてください。

Wordでフローチャートの作り方のコツ

Wordでフローチャートを作る際のコツは、Word文書の用紙範囲を意識することです。

水平方向にフローを展開していく場合は用紙の向きを横にしておくと良いですし、広範囲にフローチャートを作成したい場合は用紙サイズを大きく設定しておくと作成しやすくなります。

​​​​​​​なるべく最初に構想を練って用紙範囲を設定しておきましょう。


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