datastore.edbとは?
datastore.edbとは、Windows Updateに関わるシステムファイルです。
Windows Updateを行うごとにこのファイルにログが記録されるため、Windows Updateを行うたびにdatastore.edbのファイル容量が増えて肥大化していくわけです。
いつの間にか数百MB~1GBにも膨れ上がってしまうことがあるため、このファイルを削除したいというユーザーは少なくないでしょう。
datastore.edbは削除しても大丈夫?
このdatastore.edbファイルは削除しても大丈夫なのかと言いますと、削除しても大丈夫です。ただし、普通にエクスプローラーから削除するのではなく特定の方法から削除を行うことになります。
datastore.edbは削除しても再度作成され、Windows Updateが行われるごとにまたファイルサイズが増えていくため、ある程度肥大化したら削除するように心がけましょう。
datastore.edbが肥大化した場合の対処法
datastore.edbを最適化してファイルサイズを軽くする
コマンドプロンプトからdatastore.edbの最適化設定を行うことができます。
コマンドプロンプトが起動したら、「net stop wuauserv」「esentutl /d %windir%\softwaredistribution\datastore\datastore.edb」「net start wuauserv」のコマンドをそれぞれ順番に入力してEnterキーを押しましょう。これで、datastore.edbの最適化が行われます。
(打ち間違い防止のために、ぜひ下記を1行ずつコピペでご利用下さい)
net stop wuauserv esentutl /d %windir%\softwaredistribution\datastore\datastore.edb net start wuauserv
最適化を行う場合、datastore.edbが肥大化していない場合は逆にファイルサイズが増えてしまうこともあります。ファイルサイズが増えてしまったら、下記で紹介している削除を試してみてください。
コマンドプロンプトからdatastore.edbの削除を行う
コマンドプロンプトを管理者として実行から起動したら、「net stop wuauserv」「del %windir%\softwaredistribution\datastore\datastore.edb」「net start wuauserv」のコマンドをそれぞれ順番に入力してEnterキーを押しましょう。これで、datastore.edbファイルを削除することができます。
net stop wuauserv del %windir%\softwaredistribution\datastore\datastore.edb net start wuauserv
手動でdatastore.edbの削除を行う
コマンドプロンプトからではなく、手動でdatastore.edbの削除を行うことも可能です。
ファイルの削除が完了したら再びサービスを開き、「Windows Update」を右クリックしてメニューの「開始」をクリックしてWindows Updateサービスを再稼働させましょう。これで、datastore.edbの削除は完了です。
まとめ
datastore.edbとは?削除しても大丈夫?削除方法を紹介!いかがでしたでしょうか。
Cドライブの空き容量が減っている場合、datastore.edbが肥大化していることが原因となっている場合があります。この場合はdatastore.edbの最適化・削除を行うことで空き容量を増やすことができますよ。記事内で削除方法を説明していますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。