Wifiで「認証に問題」と表示される原因
パソコンやスマホ、タブレットをWifiに繋ぐ時上手く認証されない、認証エラーが表示される「認証に問題」を起したことはありませんか?「認証に問題」というと、何だか難しそう、どう対処したらいいか分からない・・・というユーザーの方もいらっしゃいます。
しかし「認証に問題」は場合によっては簡単に解決できるケースも多々あります。そこで今回はWifiで「認証に問題」と表示される原因と対処法をご紹介します。
まずはWifiで「認証に問題」と表示される原因について詳しく解説していきます。
1.SSIDまたはパスワードが合ってない
まず可能性として1番高いのがSSIDまたはパスワードが間違っているという事です。SSIDは似ているSSIDがたくさんあるケースがあります。間違って接続していないか確認してください。
また、部屋の位置などによっては自宅のWifiよりお隣のお家のWifiの影響を強く受けることがあります。1番強いWifiが自宅のWifiだと思い込み、繋ごうとしている可能性もあります。どんなに繋ごうとしてもSSIDとパスワードが一致していないので繋がりません。ご自宅のルーターのSSIDを確認してください。
Wifiのパスワード(暗号キー)はとても複雑です。大文字、小文字、数字と複雑になっているので、パスワード合ってると思っていても間違えている可能性があります。1文字ずつ確認しながら入力してください。
2.無線LANルーターに問題がある
次に考えられるのが無線LANのルーターに問題が起こっている可能性です。最近速度が遅い、Wifiが安定しないと感じていませんでしたか?その場合無線ルーターに問題が起こっている可能性が高いです。
また、LANケーブルやコンセントがしっかり刺さっているか、無線ルーターのランプは正常に光っているかも確認してください。コンセントを抜いて忘れていた・・・という可能性も考えられます。
3.端末に問題がある
Wifiに繋ごうと思っているスマホやタブレット、パソコンに問題があり、繋げない可能性もあります。本体が故障しているのか設定等が原因でできないのか色々な可能性が考えられます。
パソコンかAndroidかiPhoneかで対処の方法は違うので、自分の端末にあった対処法をしてください。
4.周波数が干渉している
Wifiの周波数は基本「2.4GHz」と「5GHz」です。「5GHz」は基本的にWifiに使われる周波数なので問題はないのですが、問題は「2.4GHz」です。こちらの周波数の場合、家電製品などにも使われます。
他の家電の近くに無線LANのルーターを置くと、周波数が干渉する恐れがあるので距離を置いて設置してください。
Wifiで「認証に問題」と表示されるときの対処法
Wifiで「認証に問題」と表示されるときの対処法について解説します。まずはSSIDまたはパスワードが間違ってないか確認してから下記の対処法を試してください。
またスマホやタブレットの場合、キャリアごとで違うのでは?と疑問に思うかもしれませんがキャリアは関係ありません。
1.無線LANのルーターを再起動する
無線LANのルーターが原因で「認証に問題」が発生する場合、無線LANのルーターを再起動させれば問題が解決することがよくあります。
再起動させる方法はとても簡単です。電源ボタンを押して電源を切るだけです。電源を切った後もう一度電源を入れて「認証に問題」が解消しているか確認してください。
2.無線LANのルーターの接続可能台数を確認する
無線LANのルーターには接続可能台数があるのをご存じですか?無線LANのルーターによって決まっているので確認してください。
例えば接続可能台数が3台の場合、倍の6台の端末を接続させようとすると、接続状況が不安定になり、上手くつながらなくなります。まずは無線LANのルーターの説明書などに書いている接続可能台数を確認してください。
もし接続可能台数を越えている場合は台数を制限して「認証に問題」が解消されるか確認してください。どうしても接続可能台数を越えてしまう場合は無線LANのルーターを違う種類に変更するのも1つの方法です。
3.端末を再起動させる
パソコンやスマホ、タブレットに問題がある場合、端末を再起動させてください。再起動させる前は保存させるデーターがないか確認してから再起動させるようにしましょう。再起動方法は端末によって違うのでご確認ください。
再起動後にもう一度Wifiに繋ぐことができるか試してください。
4.端末のOSを最新にする
端末のOSが最新じゃない場合、Wifiの認証が上手くいかない場合があります。まずは端末が最新になっているか確認し、最新になってない場合は最新版にアップデートしてください。
しかしアップデートにはネット環境が必要になるので、どこかのネット環境からアップデートをし、Wifiに繋がるか試してください。
5.無線LANのルーターの設置場所を変えてみる
周波数の干渉のせいで上手くWifiが繋がらない場合、無線LANのルーターを電化製品のない場所に移動させてください。特に電子レンジは強力な電波が出るため干渉しやすいので、注意してください。
無線LANのルーターの置き場所でおすすめの場所は、電化製品が近くにない家の中心です。高い場所ならさらにいいでしょう。設置場所を変えたら認証できるか確認してください。
6.0000docomoまたは0001docomoのエラーについて
街中に設置されているWifiに繋ごうと思ったら0000docomoまたは0001docomoのエラーが表示されたことはありませんか?
0000docomo、0001docomoエラーって何?このWifiは使えないの?と疑問に思ったユーザーの方もいらっしゃると思います。
0000docomo、0001docomoエラーが表示されるWifiは「docomo Wi-Fi」に契約した時にのみ使えるWifiです。「docomo Wi-Fi」を契約してない方は0000docomo、0001docomoのエラーが表示されます。「docomo Wi-Fi」は色々な場所に設置されており、とても便利なのでドコモのユーザーの方にはおすすめです。
7.「5GHz」にスマホが対応してない
古いスマホの中には「5GHz」に対応してないスマホもあります。「2.4GHz」のWifiでつながるか試してみてください。