Wi-Fiの接続が切れる原因は?切れた場合の対処法を紹介!

Wi-Fiの接続が切れる原因は?切れた場合の対処法を紹介!

スマホやパソコンでWi-Fiを使用していて、突然切断されたという経験はないでしょうか?Wi-Fiは利用環境や使い方によって、急に接続が不安定になることがあります。今回は、Wi-Fiが切断されてしまう原因や実際に設お属が切れるときの対処法を解説します。


目次[非表示]

  1. Wi-Fiの接続が切れる原因は?
  2. Wi-Fiの接続が切れる場合の対処法

Wi-Fiの接続が切れる原因は?

Wi-Fiを使っていると突然切断されてモバイル通信に切り替わったり、すぐ切れる症状が発生することがあります。

このようなトラブルが発生してしまう原因はいくつかあるので、よくある原因を見ていきましょう。

夜間帯に使用している

これは、従来のIPv4アドレスしか利用できない回線・無線LANルーターを使用している場合に起きる症状です。

インターネット接続に必要なIPv4アドレスが枯渇しており、その影響でインターネットを利用する人が多い時間帯である夜間は急激に速度が低下します。スマホやパソコンの設定によっては、あまりにも速度が遅すぎて切断されてしまうことも少なくありません。

ルーターの寿命が近づいている

ルーターは使い続けていくと経年劣化によりWi-Fi接続の品質が低下します。寿命が近づき始めた頃であれば徐々に通信速度が低下していく程度ですが、そこからさらに寿命が近づくとWi-Fi接続すら不安定になり、途切れる・切断されるという症状が起きはじめます。

モデムの寿命に気をつける

光回線などの回線を引いてWi-Fiを使用している場合、ルーターとモデムはセットとして考えておいてください。

モデムとは、壁にある光回線の端子から接続する機械のことです。ほとんどの場合は「壁⇔モデル⇔ルーター」という構成になっているはずです(Nuro光は例外)。

ルーターだけでなく、モデムも寿命を迎えると極端に速度が遅くなったり全く繋がらなくなるという症状が発生しますので注意しましょう。

スマホ・パソコンのWi-Fi機能に不具合が起きている

Wi-Fiルーターには何も問題はないものの、接続しようとしたスマホやパソコンの設定に問題があることがあります。

特にありがちなのが「Wi-Fi通信速度が遅いときに自動的にモバイル回線に切り替える設定を利用できるスマホを使っている場合」です。
この場合、安定したインターネット接続できるようにWi-Fiからモバイル通信自動的に切り替えるため強制切断されてしまいます。

風呂場で使用している

実は、風呂場というのはWi-Fiにとって非常に相性の悪い場所です。

なぜかというと、普段よく見る風呂場の壁はなんの変哲もないただ水に強い壁というイメージが強いですが、その実態は金属で覆われた一室です。

Wi-Fiの電波は金属を通過することができず、風呂場内では効率よく電波を受信することができません。そのため、風呂場に一歩でも足を踏み入れると、Wi-Fiがすぐ切れる・ものすごく不安定になるという症状が起きてしまうことが少なくありません。

ユニットバスにも同じことが言えるので、トイレ中に動画見ようと思ったらWi-Fiが切断されるという場合は浴室特有の金属壁が原因です。

家具・家電の配置を変更した

ルーターはを含む家具・家電の配置を変更した際も注意が必要です。

ありがちなのが家具の配置も変更する大規模な模様替えですが、この際に以下のいずれかの場所にルーターを設置するとWi-Fi接続が不安定になり、切断されやすくなります。
 

  • 部屋の四隅
  • 床に直置き
  • 電子レンジの近く
  • 周囲に金属系のものを置いている
  • 近くに水槽がある

これらのうちどれか一つでも満たしてしまうと、Wi-Fi接続が不安定に、最悪の場合はWi-Fiが完全に切断されてしまいます。

なぜ配置を変えただけで不安定に鳴るのかという話ですが、簡単にまとめるとWi-Fiと相性が非常に悪い場所と思っていただいてもらって大丈夫です。

Wi-Fiの接続が切れる場合の対処法

ここまで、Wi-Fi切断トラブルでありがちなものをいくつか紹介してきました。

ここからは実際にどうすればWi-Fiが勝手に切断されるトラブルを防ぐことができるのか対処法を解説します。

IPv6対応回線に変更する

夜間帯に使用すると接続が不安定になるなら昼間に使用すればいい、という解決方法もありますが、根本的な解決にはなりません。

原因の大元を解決したいのであれば、契約している回線ごと変更する必要があります。

夜間帯など通信が混雑する時間帯になると速度制限中のように通信速度が落ちてしまう場合、IPv4アドレスにしか対応していない回線・ルーターを使用しているのですが、これをIPv6対応の回線に切り替えると解決します。

回線業者にもよりますが、IPv6対応の光回線に変更するだけでここまで通信速度をあげられるのでおすすめです。

ルーター・モデムを買い換える・交換する

時間帯を問わず通信速度が低下している場合は、ルーターやモデルが劣化している可能性があります。

この場合は一度回線業者に連絡し、モデムの交換をお願いしてみてください。モデムは回線業者が設定した上で貸し出しているものであり、通信トラブルなどがあれば交換に応じてくれます。

それでも直らなかった場合はルーターの可能性の高いので、ルーターもレンタルしている場合は同じく問い合わせ、自身で購入したルーターの場合は買い替えを検討してみてください。

風呂場で使用しない

風呂場はWi-Fiと非常に相性が悪い場所であるため、そもそも風呂場でインターネット通信を伴う使い方をスマホやパソコンでしないようにしましょう。

どうしてもお風呂に入っている最中にYoutubeやVODで動画などを見たい場合は、アプリのダウンロード機能を使ってオフライン再生できる状態にしてから入るようにしてください。

そうすることでインターネット通信が必要なくなので、Wi-Fiが不安定な状況でも快適に利用できるでしょう。

ルーターを設置している位置を見直す

ルーターが以下のいずれかに当てはまる場所においていた場合は、置き場所を変更してください。
 

  • 部屋の四隅
  • 床に直置き
  • 電子レンジの近く
  • 周囲に金属系のものを置いている
  • 近くに水槽がある

もし、このいずれか場所にルーターを設置していた場合、ほんの数十cm位置をズラしただけでWi-Fi接続が安定する可能性があります。

ちなみに、ルーターの位置だけでなく接続先となるスマホやパソコンが、上記条件に当てはまる場所に場所においていた場合でもWi-Fi通信が不安定になりやすいので注意しましょう。

5GHz帯のWi-Fiに接続する

同じルーターなのにWi-Fiアクセスポイントが二つあることに疑問を持ったことがないでしょうか?

これは周波数の違いをあらわしており、多くのWi-Fiルーターは2.4GHz帯と5.0GHz帯のアクセスポイントを用意しています。

このうち2.4GHz帯のアクセスポイントは電波干渉が起きやすく、接続が不安定になりやすいです。

そのため、安定した接続をしたいのであれば5.0GHz帯のアクセスポイントに接続するようにしましょう。

5.0GHz帯のアクセスポイント
5.0GHz帯のアクセスポイント名は、どこかに識別子として「A」が入っていることが多いです。(2.4GHz帯はG)

わからない場合は、この識別子を目印に接続するアクセスポイント選ぶようにしましょう。


関連記事