シャドウバン(Shadowban)とは?確認方法と原因を紹介!

シャドウバン(Shadowban)とは?確認方法と原因を紹介!

SNSで、自分は普通に利用できているけど他のユーザーからは投稿が見えないという場合、シャドウバンされている可能性があります。この記事では、シャドウバン(Shadowban)とはどういったことを指すのか・シャドウバンされた場合の確認方法と原因をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. シャドウバン(Shadowban)とは?
  2. シャドウバンされるとどうなる?
  3. シャドウバンされているかどうかの確認方法
  4. シャドウバンされていた場合の対処法は?
  5. まとめ

シャドウバン(Shadowban)とは?

TwitterなどのSNSやオンラインゲーム・スマホアプリなどで、サービスが利用できない状態になってしまうことを「BAN」と呼びます。BANは、基本的には利用しているサービスやゲームの規約違反をしたことが原因となって行われます。

今回ご紹介する「シャドウバン(Shadowban)」とは、BANの種類の一つです(サイレントBANとも呼ばれる)。シャドウバンはSNSにおいて行われるBANで、運営が悪質だと判断したユーザーに対して行います。普通のBANと違ってShadowと言われる理由ですが、シャドウバンをされてしまうと自分だけがBANされたことに気づけないのです。例えばTwitterであれば、自分の画面ではタイムラインが見えていてツイートもできるのに、他の人の画面ではそのツイートが表示されなかったり、そもそもユーザーが存在しないことになってしまうといった形にされます。つまり、表面上はアカウント凍結していないものの、軽めのアカウント凍結処置をされているということになるのです。

シャドウバンされる原因は?

シャドウバンされる原因ですが、基本的には規約違反やアカウントがbot扱いされているケースが主な原因となります。規約違反というほどでなくても、SNS上で何度も同じ内容の投稿を行っている・同一のハッシュタグを何度も使用している・人種差別などの差別発言を行っている・性的な投稿や著作権違反が含まれた投稿・個人情報が含まれた投稿などを行っているとシャドウバンされる原因となります。また、アカウント売買やフォロワー・いいねを金銭で買うといった行為にも当てはまります。

シャドウバンされるとどうなる?

他のユーザーに投稿が表示されなくなる

シャドウバンされてしまった場合、SNS投稿を行っても他のユーザーにはその投稿が表示されないようになってしまいます。自分が他の人にリプライを送った場合にも、ケースによって表示されたりされなかったりするためトラブルの元になりやすいです。

Twitterにおけるリプライのシャドウバン

Twitterでは、リプライに関するシャドウバンが2種類あると言われています。まずはゴーストバン(Ghost Ban)で、リプライが自分と相手以外の他のユーザーから確認できなくなるものです。リプライを大量に送信することでゴーストバンされる可能性が高くなります。

もう一つはリプライデブースティング(Reply Deboosting)で、リプライを見るために「ツイートを表示する」ボタンをクリックする必要が出るシャドウバンです。攻撃的なリプライだと判断されるとリプライデブースティングされるようです。

ハッシュタグが反応しなくなる

Twitter・Instagramでハッシュタグを付けて投稿しても、他のユーザーがそのハッシュタグを検索した際に検索結果に表示されないようになってしまいます。

検索にも反応しなくなる

他のユーザーが検索を行った際に、自分の投稿が検索に一切ヒットしなくなってしまいます。

Twitterにおける検索のシャドウバン

Twitterでは検索のシャドウバンが2種類あると言われています。一つはサーチバン(Search Ban)で、上記同様に検索結果に自分のツイートがヒットしないようになるものです。もう一つはサーチサジェスチョンバン(Search Suggestion Ban)で、検索結果にはヒットするものの関連性が低いと判断されてツイートが上位表示されなくなってしまいます。

シャドウバンされているかどうかの確認方法

他のユーザーにチェックしてもらう方法

Twitterの「フォロー解除」
シャドウバンされたかどうか疑わしい場合には、知り合いに頼んでチェックしてもらいましょう。知り合いにフォローを解除してもらった状態で、検索結果に自分の投稿がヒットするか・またはハッシュタグ付きの投稿が表示されるかどうかをチェックしてもらいましょう。

サブアカウントでチェックする方法

もしTwitterやInstagramでサブアカウントを持っている場合は、サブアカウントから「他のユーザーにチェックしてもらう方法」を自分で行ってみることでシャドウバンされているかどうかを確認することができます。

シャドウバンテストで確認する方法

Twitter Shadowban Test
Twitterであれば、下記リンク先の「Twitter Shadowban Test」で自分のアカウントを入力することでシャドウバンされているかどうか確認することができますよ。
Twitter Shadowban Test

シャドウバンされていた場合の対処法は?

もしシャドウバンされてしまった場合、ユーザー側で対処できることは「放置する(SNSをしばらく利用しない)」以外の方法はありません。なぜなら、SNSの運営サイドは「シャドウバンは行っていない」といった姿勢であることがほとんどだからです。実際、Twitter社はシャドウバンに関する声明文を記載しています。

ではどれくらい放置すればいいのかと言いますと、基本的には2日間放置すればシャドウバンが解除されるというのが定説です。この期間内は一切SNSを利用しない(アプリを起動すらしない)ようにしましょう。もし2日間放置してもシャドウバンが解除されなければ、1~2周間放置してみましょう。

まとめ

シャドウバン(Shadowban)とは?確認方法と原因を紹介!いかがでしたでしょうか。

アカウントが凍結されるBANより重くはないものの、軽いアカウント凍結処置であるシャドウバンは、いざ行われるとそれなりにデメリットが発生するため困ってしまいますよね。もしシャドウバンされてしまったら、しばらくの間SNSに触れずに放置してみてください。シャドウバンが解除されたら、規約違反にならないようにSNSライフを楽しみましょう。


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