Slackにおける引用機能の使い方を紹介!

Slackにおける引用機能の使い方を紹介!

チャットツール・Slackでは、引用機能を使用することでメッセージの引用を行うことができます。引用の方法は何通りかあるので、シーンに合わせて適切な引用をできるようになると便利ですよ。この記事では、Slackにおける引用機能の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Slackにおける引用と共有の違い
  2. Slackの引用機能の使い方

Slackにおける引用と共有の違い

チャットツール・Slackでは、メッセージの引用や共有を行うことができます。Slackをビジネスシーンで用いている場合、チャットがすぐに流れてしまうことがありますよね。すると、以前送信したメッセージを再び表示させたい・引用したいという場合が出てくると思います。

そこで便利なのが引用機能です。引用機能を使えば、自分の過去のメッセージを引用したり、他の人のメッセージを引用して引用返信を行うことも可能ですよ。ユーザー同士の返信でのやりとり(リプライ)などはスレッド化されてしまうので他の人からはメッセージが確認しづらいので、そういったケースでも引用は役に立ちます。

Slackの引用機能には、「引用」と「共有」の2種類がありますが、どちらも基本的にはメッセージの引っ張ってくるという機能なので引用としてひと括りにしてしまっても問題はないでしょう。

細かく説明すると、共有は「メッセージを共有」によるメッセージ引用機能で、これを使用するとメッセージを共有したいチャンネルや他ユーザーへのダイレクトメッセージといった引用したい場所と自分のテキストメッセージをパッと書き込んで送信することができます。

一方の引用ですが、自分でメッセージをコピー&ペーストして貼り付ける引用や、メッセージに割り当てられているURLをコピーして貼り付ける全文引用をおこなうことができます。自分でメッセージをコピー&ペーストして行う引用では複数行のメッセージの中から一文のみを抜き出して引用したり、複数行の合間合間に自分のテキストメッセージを追加して補足や質問にするといったことを行うことができます。URLによる引用であれば、他の人が引用元のメッセージにアクセスしやすいため正確な情報をたどるのに便利です。

 

この記事では、Slackにおける引用機能の使い方をご紹介していきます。

Slackの引用機能の使い方

それでは、Slackの引用機能の使い方を説明していきます。

メッセージをまるごと引用する

この「メッセージをまるごと引用する」方法は、前述の「共有」に当てはまるものです。やっていることは引用と何ら変わりはないので、引用に用いても問題ありません。

メッセージにマウスオーバーし「メッセージを共有」をクリック
メッセージ全文を引用するには、メッセージにマウスオーバーすると表示されるメニューの「メッセージを共有」をクリックしましょう。
「このメッセージを共有する」ウィンドウ
「このメッセージを共有する」ウィンドウが表示されるので、「共有相手」のプルダウンメニューから引用メッセージを貼り付けるチャンネル・ダイレクトメッセージでメンバーを選択します。次に入力欄に引用メッセージに添えたいテキストメッセージを入力しましょう。あとは「共有」ボタンをクリックすればOKです。
Slackの共有メッセージ
これで、全文引用を行うことができました。

引用元のメッセージを見たい場合は、引用の下部に表示されている「メッセージを確認する」をクリックすることで引用元のメッセージまでアクセスすることができます。

メッセージの一部を引用する

引用したいメッセージをコピー&ペーストすることでも引用を行うことができます。メッセージの一部を引用するのにはこの方法を用います。

引用したいメッセージの一部をコピー→入力欄に「>」を入力
メッセージの一部を引用したい場合は、引用したいメッセージの一部をコピーしましょう。その後、入力欄に「>(不等号)」を入力してからメッセージを貼り付ければ画像のように引用になります。あとは引用の下部に自分のテキストを入力して送信すればOKです。

これを応用すれば、複数行のメッセージをコピー&ペーストして一行ずつ分けてから自分のテキストメッセージを挿入して補足・質問のような引用形式にすることができますよ。

URLでメッセージを引用する

Slackでやり取りしているメッセージには、実は一つずつURLが割り振られています。そのため、メッセージを引用したい場合にメッセージのURLをコピー&ペーストすることでも、メッセージの引用が可能となっていますよ。複数行に渡るメッセージでも、URL一つで引用できてしまうのでかなり便利です。

引用したいメッセージにマウスオーバー→メニューの「その他」ボタンをクリック
URLでメッセージを引用することも可能です。引用したいメッセージにマウスオーバーすると表示されるメニューの「その他」ボタンをクリックしましょう。
「リンクをコピー」をクリック
メニューが表示されるので、「リンクをコピー」をクリックしましょう。
取得したリンクを入力欄に貼り付けて、自分のテキストメッセージを入力
取得したリンクを入力欄に貼り付けて、自分のテキストメッセージを入力して送信しましょう。
SlackのURLによる引用
これで、URLによる引用を行うことができました。URLによる引用は画像のようにメッセージ元のURLも貼り付けられるため、元のメッセージが見たいという人はリンクをクリックすればショートカット代わりになるのがありがたいですね。

URLによる引用を行う場合、テキストメッセージ入力時に文の最初や最後・もしくは文章の真ん中などどこにURLを貼り付けたとしても、上記のように自分のメッセージの後ろに引用メッセージが表示されることには注意しましょう。メッセージの共有との使い分けとしては、簡単なメッセージを使うのであれば共有を使い、長文を添付したいのであればURLでの引用を行うといった形がベターでしょう。


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