Androidでセキュリティ警告が何度も表示される
AndroidスマホのChromeアプリなど、ブラウザでWebサイトを閲覧していると「このサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」・「ウイルスに感染しています」・「システムが破損してます」などと、何度も警告メッセージが出てきてしつこいと思ったことはありませんか?
Webサイト上で突然表示されるこれらのセキュリティ警告は、ほとんどの場合はタチの悪い嘘のセキュリティ警告であることが多いです。警告に偽装したただの広告で、アプリのダウンロードなどを行わせようとしてきます。
しかし、中には本当にセキュリティの警告であるというケースも存在しています。こちらの場合はお使いのアプリに問題があることがほとんどなので、アプリの更新などを行うことで改善することができます。
この記事では、Androidスマホでセキュリティ警告が何度も表示される場合の原因と対処法をご紹介していきます。
Androidでセキュリティ警告が何度も表示される場合の原因と対処法
嘘のセキュリティ警告だった場合
ChromeアプリなどのブラウザでWebサイトを閲覧中に表示されるセキュリティ警告は、大体嘘のセキュリティ広告があることがほとんどです。嘘のセキュリティ広告は、大げさに警告音を鳴らしたりバイブレーション動作が行われたりします。
基本的にセキュリティ警告では、Webサイトが危険なものであった場合に接続をブロックするといった動作を行うため、ユーザー側に操作を求めてくることはありません。もし特定のアプリをダウンロードさせようとするなどユーザー側に操作を求めるようであれば、嘘のセキュリティ警告だと思って問題有りません。戻るボタンをタップしてWebサイトから移動しましょう。
「このサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」と表示された場合
本物のセキュリティ警告の一つ「このサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」と表示された場合、「AndroidシステムのWebView」アプリが原因となっていてこのセキュリティ警告が表示されている可能性があります。この場合は、AndroidシステムのWebViewのアップデートを行いましょう。
下記リンク先はGoogle Playストアの「AndroidシステムのWebView」ページです。「更新」ボタンが表示されていたら、タップしてアプリの更新を行いましょう。
機種によってはこのアプリが対応していないこともあります。その場合は、Chromeアプリのアップデートを行ってみましょう。
信頼できるWebサイトで表示された場合
「このサイトのセキュリティ証明書には問題があります。」が、特に問題のないWebサイトで表示された場合は、「続行」をタップしてそのまま閲覧を続けるのもアリです。しかし、本当に安全かどうか不安だという場合はセキュリティ警告が表示されなくなるまで閲覧するのを待ったほうがいいでしょう。