taskeng.exeとは?
Windowsのパソコンでは、バックグラウンドで様々なプロセスが動作しています。動作しているプロセスの中で、よく分からない動作をしているプロセスがあるとそほままにしていいのかどうか不安になりますよね。
今回ご紹介するプロセスは「taskeng.exe」です。taskeng.exeとは、タスクスケジューラの実行ファイル「Task Scheduler Engine」です。その名の通り、タスクスケジューラを実行しています。taskeng.exeはタスクスケジューラで設定された時間に特定のプログラムやスクリプトを起動するといった動作を行います。「taskeng.exe」という名前の黒いウィンドウが一瞬表示されて不安になった方もいらっしゃるかと思いますが、タスクスケジューラで設定したタスクを実行した結果一瞬ウィンドウが表示されているだけなのでご安心ください。基本的にはtaskeng.exeのウィンドウが表示されることはないのですが、シャットダウン時やパソコンの処理が重い時にtaskeng.exeが動作するとウィンドウが一瞬表示されます。
taskeng.exeが重い場合の対処法
taskeng.exeが重い場合の対処法ですが、タスクスケジューラに不要なタスクが設定されていないかどうか確かめてみましょう。デスクトップ画面左下のスタートボタンをクリックしてスタートメニューを開き、「すべてのアプリ」から「Windows管理ツール」フォルダを展開して「タスクスケジューラ」を開き、自動アップデートなどが実行されることでパソコンが重い状態になってしまうタスクを停止することで対処可能です。
タスクマネージャーから確認してみてtaskeng.exe本体が重い場合は、ウイルスの可能性も考えられます。「C:\Windows\System32」以外の場所で実行されている場合はウイルスの可能性が高いので、アンチウイルスソフトでスキャンしてみましょう。