ExcelのTIMEVALUE関数の使い方を紹介!

ExcelのTIMEVALUE関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の一つに「TIMEVALUE関数(タイムバリュー)」というものがあります。時刻を表す文字列を、シリアル値に変換できますよ。この記事では、ExcelのTIMEVALUE関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのTIMEVALUE関数とは?
  2. ExcelのTIMEVALUE関数の使い方

ExcelのTIMEVALUE関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の一つに「TIMEVALUE関数(タイムバリュー)」というものがあります。TIMEVALUE関数とは、時刻を表している文字列をシリアル値に変換することのできる関数です。時刻を表す文字列が別々のセルに分けて入力されている場合や文字列の表示形式を設定しているセルからTIMEVALUE関数で、時刻をシリアル値で取り出すことができますよ。

ExcelのTIMEVALUE関数の使い方

TIMEVALUE関数の数式

それでは、ExcelのTIMEVALUE関数の使い方を説明していきます。TIMEVALUE関数の数式ですが、「=TIMEVALUE(時刻文字列)」となります。この引数の「時刻文字列」には時刻が入力されている時刻文字列を指定します。また、直接引数に時刻を入力することも可能です。時刻文字列は、時刻を表している文字列をMicrosoft Excel 時刻表示形式を使用して指定を行います。Microsoft Excel 時刻表示形式は「1:00 PM」・「12:30」といった形になります。「午前1時10分」のような表記では、TIMEVALUE関数は使用できないので注意しましょう。

TIMEVALUE関数の使い方

E列の「時刻表示」に時刻を表示させたい
それでは、実際にTIMEVALUE関数を使用してみましょう。画像の例では、E列の「時刻表示」にTIMEVALUE関数を使用して時刻を表示させていきます。
「セルの書式設定」をクリック
ですが、まず先に「時刻表示」列のセルを範囲選択してから右クリックしてメニューの「セルの書式設定」をクリックしましょう。
「表示形式」タブ→「時刻」→「13:30」を選択し「OK」をクリック
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されます。「表示形式」タブをクリックして、「分類」の項目一覧から「時刻」をクリックしましょう。「種類」の入力欄から、時刻の表示形式を選択します。ここでは、「13:30」を選択しています。表示形式を選択したら、「OK」をクリックして設定を完了しましょう。セルを時刻表示にしておかないと、TIMEVALUE関数を使用してもシリアル値が表示されてしまいます。ですので、セルの表示形式をあらかじめ「時刻」に変えておく必要があるわけですね。
E3セルに「=TIMEVALUE($B$3&C3)」と入力
セルの表示形式を変更したら、E3セルに「=TIMEVALUE($B$3&C3)」と入力します。これで、B3セルの「時」とC3セルの「分」を抽出しています。
E3セルに時刻を表示できた
これで、E3セルに時刻を表示することができました。
フィルハンドルをドラッグして残りのセルにも数式を適用しよう
あとはフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、残りのセルにも数式を適用しましょう。注意点としては、先程の数式は「$B$3」と絶対指定にしているため14時の時刻を表示するE6セルでは「$B$6」と変更する必要があります。

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