ExcelのGEOMEAN関数の使い方を紹介!

ExcelのGEOMEAN関数の使い方を紹介!

Microsoft Excelで使用できる関数の1つの「GEOMEAN関数」をご存知でしょうか?GEOMEAN関数を使用することで、データの伸び率の平均を求めることができますよ。この記事では、ExcelのGEOMEAN関数の使い方をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelのGEOMEAN関数とは?
  2. ExcelのGEOMEAN関数の使い方

ExcelのGEOMEAN関数とは?

Microsoft Excelで使用できる関数の1つの「GEOMEAN関数(ジオミーン)」をご存知でしょうか?GEOMEAN関数とは、指定した数値の相乗平均・幾何平均を求めることのできる関数です。データの伸び率の平均を求める際に、GEOMEAN関数関数を使用することで簡単に平均値を求めることができますよ。

通常の方法で相乗平均を求めるには、すべての引数をかけあわせて個数のべき乗根を計算する必要がありますよね。GEOMEAN関数なら、その手間を省くことが可能です。この記事では、ExcelのGEOMEAN関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのGEOMEAN関数の使い方

それでは、ExcelのGEOMEAN関数の使い方をご紹介していきます。まずは、GEOMEAN関数の数式から説明します。GEOMEAN関数の数式は「=GEOMEAN(数値1,数値2…)」となっています。引数の「数値」で、相乗平均を求める数値やセル参照を指定します。数値は、最大255個まで指定することが可能となっています。GEOMEAN関数による計算の対象は数値・文字列の数字またはそれらを含むセルとなっています。通常の文字列・論理値・空白のセルは計算の対象外となるので、注意しましょう。

D4セルに「=C4/C3」と入力
実際に、GEOMEAN関数を使用してみましょう。画像の表は、特定の商品の月ごとの価格と価格の変動率を記載したものです。D4セルに「=C4/C3」と入力して変動率を求め、オートフィルで下方向に変動率を反映させています。この変動率をGEOMEAN関数で使用して、相乗平均を求めます。
F3セルに「GEOMEAN(D4:D8)」と入力
F3セルに「GEOMEAN(D4:D8)」と入力することで、相乗平均を求めていきます。
相乗平均を求めることができた
GEOMEAN関数により、相乗平均の「1.232260412」を求めることができました。小数点以下の桁数が多く表示されるので、減らしたい場合はウィンドウ上部の「ホーム」タブのリボンメニューを開いて「数値」項目から「小数点以下の桁数を減らす」をクリックすることで小数点以下の桁数を減らすことができますよ。

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