2023年09月07日

ExcelのMID関数の使い方を紹介！

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「MID関数（ミッド）」というものがあります。MID関数とは、文字列の中から文字数を指定して抽出することのできる関数です。この記事では、ExcelのMID関数の使い方をご紹介しています。

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ExcelのMID関数の使い方

Microsoft Excelで使用できる関数の1つに「MID関数（ミッド）」というものがあります。MID関数とは、文字列の中から文字数を指定して抽出することのできる関数です。この記事では、ExcelのMID関数の使い方をご紹介していきます。

ExcelのMID関数の使い方

それでは、ExcelのMID関数の使い方を説明していきます。まずは、MID関数の数式から説明します。MID関数の数式は「=MID(文字列,開始位置,文字数)」となります。第1引数の「文字列」で、抜き出す文字列が入力されているセル参照を行うか文字列を直接入力します。第2引数の「開始位置」で、文字列から抜き出す場所が先頭から数えて何文字目にあるのかを指定します。先頭の文字を「1」から数えます。空白（スペース）もカウントされます。第3引数の「文字列」で、抽出する文字数の指定を行います。

実際に、MID関数を使用してみましょう。画像の例では、B2セルに入力されている「Google Apps Script:」から「Apps」の部分を抜き出そうとしています。C2セルに「=MID(B2,8,4)」と入力します。

C2セルに「Apps」の部分のみを抜き出すことができた — これで、B2セルの文字列の中からC2セルに「Apps」の部分のみを抜き出すことができました。

C3セルに「=MID(B2,6,3)」と入力したが空白が返ってきた — 同様にMID関数を使用してB2セルの日付「2023/7/1」から「7/1」のみを抜き出そうとしてC3セルに「=MID(B2,6,3)」と入力していますが、空白が返ってきてしまっています。これは、B2セルの書式が「日付」になっていることが原因です。文字列でないと抽出ができないので、この場合はB2セルの日付を文字列に変換しましょう。

TEXT関数を使用して、日付を文字列へと変換します。B3セルに「=TEXT(B2,"yyyy/m/d")」と入力して、B2セルの日付を文字列へと変換していきます。

これで、B3セルにB2セルの日付を文字列として表示させることができました。C3セルに「=MID(B3,6,3)」と入力することで、文字列化した日付から「7/1」を抽出することができています。以上が、ExcelのMID関数の基本的な使い方の説明となります。

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