Excelで条件付き書式に数式を利用する方法!

Excelで条件付き書式に数式を利用する方法!

Microsoft Excelで、条件付き書式に数式を利用したいと思ったことはありませんか?条件付き書式を使用する際に、自分で数式を用意して使用できたら便利ですよね。この記事では、Excelで条件付き書式に数式を利用する方法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. Excelで条件付き書式に数式を利用する方法

Microsoft Excelで、条件付き書式に数式を利用したいと思ったことはありませんか?条件付き書式を使用する際に、用意されているルールではなく自分で数式を用意して使用したいというケースも珍しくないかと思います。

デフォルトでは「セルの強調表示ルール」・「上位/下位ルール」・「データバー」・「カラースケール」・「アイコンセット」といったルールが用意されていますが、自分でルールを新規作成して数式を入力することで条件付き書式を当てはめることできますよ。この記事では、Excelで条件付き書式に数式を利用する方法をご紹介していきます。

Excelで条件付き書式に数式を利用する方法

対象のセル範囲をドラッグ操作で範囲選択
それでは、Excelで条件付き書式に数式を利用する方法を説明していきます。画像の例では、スコア表で75点未満のデータに対してセルの背景色を塗りつぶそうとしています。対象のセル範囲をドラッグ操作で、範囲選択しましょう。
「条件付き書式」→「新しいルール」をクリック
続いてウィンドウ上部の「ホーム」タブをクリックしてリボンメニューを開き、「スタイル」項目の「条件付き書式」をクリックしてメニューを開き「新しいルール」をクリックしましょう。
「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択→「次の数式を満たす場合に値を書式設定」欄に「=IF(C3<=75,TRUE,FALSE)」と入力し「書式」ボタンをクリック
「新しい書式ルール」ダイアログボックスが表示されるので、「ルールの種類を選択してください」項目一覧から「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択します。この例では75点未満のデータを対象とするので、「ルールの内容を編集してください」項目の「次の数式を満たす場合に値を書式設定」入力欄に「=IF(C3<=75,TRUE,FALSE)」とIF関数を入力しています。続いて、「書式」ボタンをクリックしましょう。
「塗りつぶし」タブ→塗りつぶしに使う色を選択→「OK」をクリック
「セルの書式設定」ダイアログボックスが表示されるので、「塗りつぶし」タブをクリックして開きます。「背景色」の一覧から、塗りつぶしに使う色を選択します。この例ではグレーを選択して、「OK」をクリックしています。
「プレビュー」に塗りつぶしの色が反映されていることを確認し「OK」をクリック
「新しい書式ルール」ダイアログボックスに戻ったら、「プレビュー」に塗りつぶしの色が反映されていることを確認します。あとは「OK」をクリックしましょう。
75点未満のデータのセルをグレーの背景色で塗りつぶすことができた
これで、75点未満のデータのセルをグレーの背景色で塗りつぶすことができました。以上が、Excelで条件付き書式に数式を利用する方法の説明となります。

「新しい書式ルール」で「数式を使用して、書式設定するセルを決定」を選択して、数式の入力欄に条件付き書式として使用したい数式を入力するだけで条件付き書式を作成できるので、ぜひ試してみてくださいね。


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