ExcelのFLOOR関数とは?
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Microsoft Excelで、数値の切り捨てを行いたいと思ったことはありませんか?Excelでは切り捨てを行うことのできる関数がいくつか用意されていますが、その中の1つが「FLOOR関数」です。FLOOR関数とは、指定した基準値の倍数に一番近い値で切り捨てを行うことのできる関数です。
この記事では、ExcelのFLOOR関数の使い方をご紹介していきます。
ExcelのFLOOR関数の使い方
FLOOR関数の書式
それでは、ExcelのFLOOR関数の使い方を説明していきます。FLOOR関数の書式ですが、「=FLOOR(数値,基準値)」となります。第1引数の「数値」で、切り捨てたい数値の指定を行います。数値は直接入力かセル参照で指定を行います。第2引数の「基準値」では、指定した基準値の倍数に近い値で切り捨てを行います。例として、数値が170で基準値が50の場合は50の3倍である150が一番近い値になるため、150に切り捨てられます。
FLOOR関数の使い方

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
あとはセルの右下に表示されるフィルハンドルをドラッグして下方向に引っ張り、オートフィルを適用しましょう。これで、残りのセルにもFLOOR関数を使用して切り捨てを行うことができました。100と110は90・120/130/140は120・150は150と、それぞれ基準値の倍数に一番近い値で切り捨てられていることが確認できます。
以上が、ExcelのFLOOR関数の使い方となります。簡単な数式で切り捨てを行うことができるので、切り捨てを行う際に利用してみてくださいね。