ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法!

ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法!

OfficeソフトのExcelで「DATEDIF」関数を使用したいのに、エラーが起きてしまいDATEDIF関数が使用できない状態になってしまったことはありませんか?この記事では、ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法をご紹介しています。


目次[非表示]

  1. ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法

Excelで2つの日付の間の日数・月数・年数を計算することのできる「DATEDIF」関数を使用しようとしたら、何故かエラーが起きてDATEDIF関数が使えない状態になってしまったことはありませんか?

DATEDIF関数が使えない場合は、Excelの設定が原因となっている可能性があります。この記事では、ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法を、設定を変更する方法と代用方法の2通りご紹介しています。

ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法

設定を変更する

Excelのデフォルト設定ではDATEDIF関数の条件である「日付を1904から計算する」がオフになっており、日付が1900年から計算されるようになっているためDATEDIF関数が使えない状態になっています。ですので、「日付を1904から計算する」を有効にすることでDATEDIF関数が使用できるようになります。

「ファイル」をクリック
それでは、ExcelでDATEDIF関数が使えない場合の対処法を説明します。Excelを起動したら、ウィンドウ左上の「ファイル」をクリックしましょう。
「オプション」をクリック
ファイルメニューが表示されるので、左側メニュー下部の「オプション」をクリックしましょう。
「詳細設定」をクリック→「次のブックを計算するとき」プルダウンメニューからDATEDIF関数を使用したいブックを選択→「1904年から計算する」のチェックボックスをオン
「Excelのオプション」が表示されるので、左側メニューの「詳細設定」をクリックして項目一覧を開きます。「次のブックを計算するとき」項目のプルダウンメニューからDATEDIF関数を使用したいブックを選択して「1904年から計算する」のチェックボックスをオンにして「OK」をクリックして設定を保存しましょう。

注意点としては、設定を変更する前にデータを入力してしまうと日付に大きなずれが生じてしまう点です。DATEDIF関数を使用したいという場合は、あらかじめこの設定を行うようにしましょう。

別の関数を使用する

DATEDIF関数が使用できない場合には、他の関数を使用して代替する方法もあります。

「YEAR(TODAY())-生まれた年」とセルに入力
年齢・経過年数を確認したい場合は「YEAR関数」で代用可能です。「YEAR(TODAY())-生まれた年」とセルに入力することで、年齢(経過年数)が表示されますよ。
「=YEARFRAC(生年月日セル,今日の日付セル,1)」と入力
本来の年齢と差が生じたので日付も参照させたいという場合は、生年月日を記入したセル・今日の日付を記入したセル(TODAY関数でもOK)を用意してから「=YEARFRAC」関数を用いましょう。「=YEARFRAC(生年月日セル,今日の日付セル,1)」と入力することで、生年月日から今日の日付までの日数を年単位で表示させた年齢を表示させることができます。

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